0才児ベビーの12月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説
9月生まれ赤ちゃん(生後3カ月)
授乳の回数、間隔がだいたい決まり、夜中の授乳がなくなってきます。おっぱいやミルクの飲み方に余裕が出てきて、周囲をキョロキョロながめながら飲んだりする、ながら飲みができるようになります。一方、飲んだり飲まなかったりする飲みムラも出てきます。 また、生後3カ月前後の赤ちゃんは、夕方になるとグズグズ泣くことがあります。これは、「たそがれ泣き」「3カ月コリック」などと呼ばれるもので、原因はよくわかっていません。生後5~6カ月ごろには自然と治まることが多いので、あまり心配しないで。 少しずつ握る力がついてくる「生後3カ月」の赤ちゃん。にぎにぎ遊びが楽しめるようになってきます。やわらかいガーゼハンカチ、タオルなどを赤ちゃんの手に触れるように近づけ、握らせます。上手に握れたら、ママやパパと赤ちゃんで引っ張りっこしてみましょう。赤ちゃんが遊ぶにぎにぎは、布製のシンプルなもの、なめても安心で、取れやすい付属品のないものを選びましょう。 年末年始、旅行や帰省で初めて遠出を経験する赤ちゃんも多いでしょう。赤ちゃんの生活リズムを崩さない範囲でプランを考えましょう。長時間の移動は赤ちゃんが疲れてしまうので、片道1時間程度を目安にします。持ち物は余裕をもって多めに用意し、休憩を小まめにとります。授乳やおむつ替えのできるスペースも調べておくとよいでしょう。
10月生まれ赤ちゃん(生後2カ月)
「生後2カ月」の赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲むことが上手になり、満腹の感覚がわかるようになります。おなかがいっぱいになると飲むのをやめるようになるため、一時的に飲む量が減ることがあります。ママと目が合うと、そちらに興味が向き、吸うのをやめてしまうこともあります。 母乳の場合、赤ちゃんの飲む量とママの乳汁量が一致してくるので、授乳ペースは赤ちゃんに合わせて。ミルクの場合は1日6回ぐらいが目安です。授乳のあとに泣き出しても、すぐ授乳するのではなく、泣く理由を探して解決するようにしていきましょう。 昼間起きている時間が少しずつ長くなってきます。12月になっても赤ちゃんのペースに合わせたお世話が続きますが、少しずつ生活リズムを整えるようにしていきましょう。 夜は部屋を暗く静かに保ち、朝はカーテンを開けて太陽の光を入れるようにして、昼夜の区別をつけていきます。決まった時間に10~15分程度の散歩をするのもいいでしょう。 そして、このころ、うんちの回数が減る赤ちゃんが多くなります。毎日出なくてもその子のペースで出ていて、機嫌よくおっぱいを飲むようなら心配ありません。なかなか出ないときは、朝起きたときやおふろのあとなどに、おへそのあたりを「の」の字を描くようにマッサージをしてみましょう。