「改悪すぎる」ドーナツ50個→35個に激減の『ミスド福袋』に批判殺到、運営が明かす切実事情
年末が近づき、通常よりもお得な価格で購入が可能な「福袋」の季節が到来。 しかし、ドーナツを主力とするフードチェーン『ミスタードーナツ』の福袋も物価高騰の影響を免れなかったようで……。 【写真】「消費者をなめるな」批判の声が上がった『ミスド福袋』の中身 「11月28日に『とびだせ!ミスド福袋 2025』の情報が解禁されました。12月11日から予約が開始される福袋は、キャラクターとのコラボレーショングッズと、ドーナツの引き換えカードがセットになっています。今回もポケットモンスターとのコラボが実現。ポケモングッズは人気が高く、7年目を迎えました。しかし、今回の福袋の内容について、ネット上では物議を醸しているんです」(ウェブメディア編集者、以下同) 問題となっているのはコラボグッズとセットになっている、ドーナツの引き換えカード。2024年の福袋は5900円の場合、ドーナツ50個が引き換え可能だったのだが、今回発表された福袋は6000円で35個と激減している。 ネット上では、 《いろいろとコストが上がっているので値上げもわかるのだけど、福袋こそ物価高に抗う庶民の楽しみを残してほしかったな》 《さすがに改悪すぎるので、購入いたしかねます》 《数ある福袋の中でお得な感じがあって毎年買ってたのに。今年は買いません。消費者なめないでください》 などと、哀しみと批判の声が噴出している。
“改悪”の理由を運営会社に聞くと
「福袋の種類も変更がありました。2024年の福袋は、2400円、3600円、5900円の3種類が販売されていましたが、今回発表された2025年の福袋は3500円と6000円の2種類のみの販売に。価格の高騰に加え、福袋の種類も減っているので消費者は“改悪だ"と漏らしています」 ミスタードーナツを運営する株式会社ダスキンに値上げの理由と、ラインナップ減に関して問い合わせると、 《昨今の原材料費高騰や人件費、燃料費高騰による外的要因が主な理由です。今回の『とびだせ!ミスド福袋2025』では人気グッズの内容や組み合わせを決定する中で様々な側面から検討した結果、6000円と3500円の2種類の販売を決定しました》 と回答があった。 消費者の思いもある一方で、物価高騰に悪戦苦闘する企業側も苦しいというのが実情なのだろう。