コロナ分科会後、尾身会長が会見(全文2)五輪への提言は20日より前に
飲酒制限についてどう考えているのか
テレビ朝日:すみません、テレビ朝日、【ナカムラ 00:39:07】と申します。2点あります。1点目なんですけれども、イベント制限のことに関してやっぱり1万人というこの数字が出てしまって、オリ・パラとどうしても関連付けられてしまうこのタイミングで了承された、そこの意味合いというのを詳しく伺えればと思います。 もう1点なんですけれども、あしたには緊急事態宣言の解除の議論になってくると思うんですけれども、飲酒ですね。アルコールの部分の制限について、今の時点でどう考えてらっしゃるか、お願いします。 尾身:意味合いのほうはもう、先ほど申し上げたとおりです。もうこれは重点措置ということで、政府にはそういうメッセージで、これが緩和だというメッセージは出さないで、重点の措置のうんぬんだということを言っていただいて。もうこれは。 それからアルコールについては、これ、緊急事態宣言解除するかどうかは決まってないわけで、その後どういう対策を打つかというのは、これまた、分科会というか、もう1つの分科会で当然議論はあると思いますので、今日はそれ以上のことは、私はみんなの代表、【全ての 00:40:16】会を、議論が始まってないわけですから、ということだと思います。 司会:ありがとうございます。そのほかご質問ありますでしょうか。一番後ろの席の方、お願いします。
五輪ではもう少し厳しくすべきとの考えか
朝日新聞:朝日新聞の森岡と申します。イベント制限の1万人の、上限1万人の件なんですけれども、この議論について五輪とは分けて考えるべきだというふうに尾身先生、おっしゃられて。出席されたほかの委員の方からも同様の意見が出たというふうに伺っているんですけれども、その趣旨としては、五輪ではもう少し厳しくすべきという考えの下でのことなのでしょうか。その辺りを教えてください。 尾身:まず一番、オリンピックでは厳しくするかどうかということは、これについてどう思うかというのは、これは近日中に意見をまとめて出すと申し上げているので、そこで意見を申し上げたいと思います。 それから、イベントの、先ほどの質問等もありましたけど、なぜこれを、今回、イベントのほうを了承したかというと、これは先ほどは申し上げなかったけど、事務局の説明と同時に、事務局の説明はその部分は正しいのは、イベントを考えるっていうのは、前、あれは確か2カ月にいっぺんぐらいのペースでやってきてるんですよね。だからそれはもう間違いないことで。 オリンピックが今、確かにこういう社会的な関心事になっているので、そういうことで、そういうふうな捉え方もあり得るわけだけど、われわれはもう今日、はっきり申し上げたのは、これはそういう、重点措置のことで、しかもこれ、2カ月にいっぺん議論するということでしたので、それは重点措置を解除したときに急に100%緩和っていうのはないんじゃないのということで、それは分かりました、メッセージ、気を付けてください。それからオリンピックとはこれは関係、オリンピックの議論はしているわけじゃないですよということはしっかり申し上げた、これは議事録を読んでいただければと思いますけど、そういうことで今日はその議論を終わったということです。 司会:ありがとうございます。その他、ご質問ありますでしょうか。それじゃあ真ん中のフリージャーナリストの方、お願いします。 【書き起こし】コロナ分科会後、尾身会長が会見 全文3に続く