コロナ分科会後、尾身会長が会見(全文2)五輪への提言は20日より前に
沖縄の宣言延長に対する考えを聞きたい
沖縄タイムス:あ、すいません沖縄タイムスの【アラガキ 00:35:37】と申します。今日の分科会のほうで沖縄の緊急事態宣言の延長等について何かご議論があったかどうかというところと、それについての尾身会長のお考えをお聞かせいただければと思います。 尾身:まずは沖縄のことは議論は出ました。沖縄の現場からの声もわれわれ聞いていますので、ペーパーもわれわれの、シェアさせていただいて、沖縄のデータですよね。それから沖縄の方の意見も聞いたんで、かなりの議論はしたということです。それで私の意見がどうかという、これは私の意見がなんか決めるということはないですので、これはみんなで沖縄が、状況がどういう状況になっていて、で、沖縄の人たちの意見もだいたい聞いて現状がどうなっているっていうのはだいたい理解は、メンバーはしたと思うので、そういう中で、おそらくご質問は沖縄のあれですよね、緊急事態宣言解除というのは、まず先ほど申し上げましたようにアドバイザリーボードで議論する、決定はですね。これは諮問委員会が議論して政府の対策本部が最終決定するということですから、ご質問の議論はあったかというとありましたということです。 司会:ありがとうございます。そのほか、ご質問ありますでしょうか。それでは後ろのほうの一番前のテレビ東京さんお願いします。
分科会としては宣言が必要と判断しているのか
琉球新報:琉球新報の【アンリ 00:37:25】と申します。ちょっと先ほどのタイムスさんの質問と関連するんですけれども、緊急事態宣言の延長を県のほうで要請する方針となっていると思うんですけれども、これは、西村大臣は分科会の冒頭で非常に高い水準にあると、感染者数がですね、と触れられています。今日の分科会での西村大臣の発言も含めて、ちょっともう少し具体的にどういうお話が出たのかというのと、あと分科会としては緊急事態宣言が必要だと判断しているかどうか、重ねてちょっとお伺いできればと思います。 尾身:判断のほうはともかく、これは議論もされたしデータも示していると思いますけど感染の、新規感染者は徐々に減っている。それから患者数の、全体の医療のほうも少しずつ良くなっているということは間違いないですけど、全体の感染者数の今の高さですよね、これが高いということと、それからリンクの追えない割合がまだ比較的多いということと、未成年者といいますかね、そういうのが多いということは指摘されて、これは共通の理解だと思います。それで、それを分科会がどう判断すると、それはもうおそらく近日中に開かれるもう1つ別の諮問委員会でもう一度しっかり議論して、そこでの結論は、会としての結論は出ると思います。 司会:ありがとうございます。そのほか、ご質問ありますでしょうか。