【更年期、私の場合/読者編⑦】英里さん(51歳・主婦)の場合。寝汗と手のこわばり。そして、イライラが募り…。子宮内膜症を治療しながら更年期不調をケア
趣味の韓国語の勉強でリフレッシュ
子宮内膜症の治療薬の影響により骨密度が低下していたため、今は整形外科で処方されたカルシウム製剤も服用。栄養指導の効果もあってか、2カ月に1回の骨密度測定ごとに1~2%ずつ上昇し、最初に受診したときの骨密度65%から73%に。現在は、定期的な運動と趣味がメンタルを支えていると言う。 「不調や更年期のことばかり考えると鬱々としてしまうので、気を紛らわせようとヨガやピラティスを始めました。私は、卵巣の病気や、毎回3日間寝込むほどの生理痛で通勤がしんどくて、32歳のときに職場を退職しました。もっと仕事で輝きたかったという後悔から気持ちが沈んでしまって『閉経するまで何もできない』とも思いましたが、『仕事は難しくても、自分の能力を開発しよう』と韓国語を習い始めたんです。語学スクールにも通いながら、人生をちょっとでもいい方向に楽しむようにしています」
更年期のお悩み、閉経前後の不安はこの1冊で解決!! OurAge保存版「大人のからだバイブルvol.1 50人の更年期と閉経、私の場合。」 一緒に更年期を乗り切っていきましょう! イラスト/白ふくろう舎 取材・原文/国分美由紀