橋下氏の問題発言を処分しようと思わなかったのか

France10：なんか松井さんがあと1年で引退するのが残念ですけれども、まあそれはいいんですが、党員が公のSNSなどで人権侵害甚だしい発言をしたら、僕は必ず党代表として厳重注意する。厳重注意どころか、なんらか処分する。何より僕自身が一番謝りますよ、とおっしゃっていますが、橋下徹さんが代表のときに問題発言、Twitterでしょっちゅうしてましたが、そのときは幹事長としては何か処分しようと思わなかったんですか。 松井：どんな問題発言でした？ France10：例えば、出てきたのが、曽野綾子さんのことを、地球上で曽野氏以上に謙虚さのない人間もいないとか。 松井：それ、差別発言じゃないじゃない。たぶん、曽野綾子さんに、先、攻撃されているんですよね。で、曽野綾子さんだけじゃないですよ。あの人。委員会によく出てた、台湾国籍、今、日本人やけど。金美齢さん？ France10：金美齢さん？　金美齢さんね。 松井：金美齢さんにもなんか攻撃してたよ。でも、それは、なんて言うかな。まず、橋下さんの人格をテレビで攻撃されたあと、攻撃し返してたよね。ただ、そのあと、金さんと僕も、僕もあるところで、たまたまお会いしたときは、もうお互いこれはもう、とにかくどっちも悪かったっていうことで、終わっていましたね。だから、橋下さんは、自ら相手を攻撃したというのは一度もないよ。言われない限り。彼自身から。特に、一般の人に。だから、ちょっといろいろSNSでの過去のいろんなことを皆さん言うけど、そのとこに至る前後をよく調べて言ってもらいたいと思います。 France10：じゃあ前後があれば、厳重注意は特にしないと。人権侵害甚だしい発言でも、ということですか。いや、橋下さんの場合、けんかを吹っ掛けられていることもありますよ。コメンテーターとかに批判とか、そういうときに反論はして、汚い言葉も使ってましたけども、それは問題ない？ 松井：言葉はきついし、ちょっとあほとか、ばかとかいうのが入るかもしれないけど、人格とか人権を攻撃する形はないですよ、橋下さんは。言葉は悪いよ。あほ、ばかってたまにあるよ。ぼけもあると。せやけど、例えば人格とか人権。で、1回、容姿を攻撃したことがあって、それはもうすぐ謝ってたね。自分で。だから、彼は間違ったらすぐ謝る。 France10：分かりました。ありがとうございます。 NHK：人民新聞さん。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見1月27日　全文5に続く