菅氏の方が言っていることがおかしいということか

人民新聞：人民新聞です。ちょっとお伺いしたいんですけれども、先ほど菅さんが元総理もなさって、立憲の最高顧問である。そういう公人の方が、そのような発言をするのはよろしくないのではないか、というご意見を言われていたと思います。橋下徹さんは大阪府知事、あるいは大阪市長もなさり、維新の会の顧問もされているんですが、それでもやはり立憲の最高顧問であった菅さんのほうが、言っていることはおかしくて、橋下さんはそうではないということなんですか。 松井：だから、民間人だろうと、人を、ヒトラーにやゆすることは、これはやってはならないことです。ただ、橋下さんがSNSでやりとりした、その彼がSNSでやりとりした内容を、ぜひ見ていただいてから、それは言葉が、やり返し方がちょっとまずいかもしれないけど、相手に言われているわけ。それで、彼はそういうことを言う、橋下徹はヒトラーみたいなやつだということを、そういうことを言うやつのほうが、君のほうが差別主義者じゃないかいということで、ヒトラーになぞらえたと。 　これは表現として問題あるかもしれないけども、表現として。でも、民間人であれば、あとは自分で責任取ったらいいだけのことじゃないの。そのことで。例えば彼が、そういうふうに捉えられるなら、例えば弁護士事務所のほうにそういうお客さんが、顧問先が減るとか、みんな自分の責任じゃない、これは。これはでも菅さんは公人であって、責任取らないと駄目なんじゃないの？　その責任の取り方というのは民間人と公人では違うと思います。 人民新聞：分かりました。じゃあ公人の場合は、責任がより重いという考え方、というふうに捉えてよろしいということですね。 松井：うん。世間の捉え方は重いと思いますよ。 人民新聞：分かりました。そしたら維新の会の議員の方で、透析患者などは死んでしまったほうがいいというふうにおっしゃってた方がいたんですけど、その方の責任っていうのは重いっていうことですね。 松井：除名しました。 人民新聞：はい。 NHK：では、朝日新聞さん。