【年末ジャンボ】高額当せん者に多いイニシャル・星座って? 1等が当たる確率を米粒で例えると...宝くじの『夢と現実』
素朴なギモン『購入に年齢制限はあるの?』
宝くじ収益金の使いみちとしては、3分の1は公共事業など、販売元である都道府県や指定都市に納められ活用されます。ちなみに、法律で、当せん金の上限は「全体の5割以内」と決められています。宝くじを買う人がどんどん増えてきたからこそ、当せん金にあたる部分の金額が上がってきたと言えるでしょう。 なお、宝くじの当せん金の支払開始日から1年が過ぎて“紙切れ”となってしまった「時効当せん金」は、令和5年度(2023年度)で計100億円あったということです。この中には、4億円以上の当せん金が1本、1億円以上の当せん金が7本あったということです。こうした時効当せん金は、全国都道府県及び20指定都市に納められ、公共事業などにあてられるということです。 宝くじの素朴な疑問として、『当せん金に税金はかかるのか?』。これはよく出る話ですが、宝くじの当せん金に所得税はかかりません。ただ、人に贈与すると贈与税がかかります。また、『購入に年齢制限はあるのか?』。これは意外と知らない人が多いかもしれませんが、法律上の制限はありません。しかし、売り場でもネットでも“自主規制”で20歳以上となっています。子どもと親が一緒に売り場へ行って、親がお金を払い、子どもが選ぶのは大丈夫でしょう。しかし、子どもが自分で買うということには自主規制がかかります。基本的には20歳以上ということです。
1.5億円当せん者…その気になる使い道は?
1996年の年末ジャンボで1億5000万円を当てたという蔵間雄大さんに話を聞きました。蔵間さんが当たりの宝くじを買った日は、“不思議なこと”がたくさんあったそうです。蔵間さんによりますと、出張で東京に行った蔵間さんは、紫色の車にひかれそうになりました。その日の朝、テレビか新聞か何かで見た自分の占いのラッキーカラーは紫だったということです。紫がラッキーカラーの日に、紫の車に当てられそうになるということで、ピンときて辺りを見渡すと、たまたまそれが銀座の有名な宝くじ売り場でした。これは当たると思い、バラで5枚、連番で5枚、合計10枚を購入すると、見事当せんしたということです。 気になるお金の使い道ですが、50万円の時計を1つ買っただけで、残りは、勧められた投資に使ったということです。額が上がったタイミングもあったそうですが、最終的には0になってしまったと話します。蔵間さんの場合、投資を勧められた人以外、その他は家族にも友人にも当せんしたことを全く言わなかったそうです。 では、高額当せん者はどんな人が多いのか(2023年度の1000万円以上の当せん者)。性別でみると、男性66%、女性34%で、男性の方が多くなっています。そして、イニシャル(名前・姓)では次のようになっています。 【男性】 1位 M.T 2位 M.S/S.S/T.S 3位 M.K/T.K/T.N 【女性】 1位 M.K 2位 K.O/M.M/Y.K/Y.S 3位 K.N/M.I/M.S/S.M/T.K 血液型では男性がO型、女性がA型で、星座では男女ともに最多はみずがめ座の人だということです。