新型コロナ「早期に2類見直し議論を」大阪・松井市長会見8月4日(全文1)
若年層の3回目接種拡大への期待感を
毎日放送:すいません、毎日放送の梅田と申します。今日発表になった1点目の若年層に対して3回目のワクチン接種という部分で、新たに市内の4カ所の集団接種会場で専用の予約枠を設けるということですけども、市長としてあらためて、この若年層が接種することへの期待感という辺りを教えていただいてよろしいですか。 松井:現在の感染拡大の状況を見ても、やはり若い、若年層の方が感染されているという、非常に増えているという状況であります。やっぱり若い方、ほぼ重篤化していないという状況ですんで、ワクチンは副反応もありますから、ちょっとそういう理由から接種に後ろ向きというか、どうしても接種を控えられているような状況ですけれども、これは感染率の高いウイルスなんで、結果として高齢者に感染することで、重症になる方、やっぱり命の危機にさらされる方もいらっしゃいますんで、ぜひとも若い方に、今非常に接種率低いわけですから、若い方の接種率を上げることで、社会全体でウイルスに対しての脅威を、このリスクを抑えていきたいと思ってます。 読売テレビ:次の質問をお受けいたします。大阪日日新聞さん。
夏休みの大学が増えているが対策は
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。同じく若年層の接種のことで伺います。ちょっと、大学とか、まだ高齢者施設とか医療機関に比べれば少ないんですけども、大学のクラスターなんかも出てきていると思います。それも受けてということだと思うんですけども、今後、大学生、夏休みに入ってるんですけども、大学生、大学が増えてきているというところをどうみてられるのかということと、それと、なんか新たにその辺りにも対策があればお願いします。 松井:いや、もう大学生も含めて今回予約なしで接種できる会場をつくってきているわけですし、はがきで接種勧奨しますんでね。ぜひ、第1波の頃、各大学でも独自の接種センターというか、校内接種ができる体制をつくってくれましたけども、今はもうそういう各大学で個別にということはされない状況ですのでね。ぜひ、大阪市として接種機会を広げている、そういう集団接種会場を利用いただいて、高齢者に感染する、そういうリスクをもう大学生なら理解できると思いますんで、大学生の皆さんにも積極的に打ってもらいたいと思います。 大阪日日新聞:あとコロナ関連ですけれども、陽性率ということで、大阪府内全体ですと50%台で、高いところでちょっと横ばいといいますか、一定、上がっていく部分が少し緩まったかなと思ってます。市内だと1週間平均で60%台なんでかなり高いところではありますけれども、横ばいにきてるのかなと思いますけども、これでピークですね、感染のピークっていうものを今現時点でどのようにみてられるかっていうことをお願いできますか。 松井:それはやっぱり専門科の皆さんに判断いただかなければならないと思いますけども、結果として今、前週対比の感染者数は、少し感染率が低下をしている状況だと思います。3週ほど前ですと前週対比で1.5倍から2倍っていうのもありましたけど、今は1倍弱ですから。前週対比の感染者数という意味で言うと少し低下をしているっていう状況ですけれども、これがピークなのかどうかっていうのはやっぱり専門科の皆さんに判断いただきたいと思います。