日本維新代表選「馬場議員を応援したい」大阪・松井市長会見8月4日(全文2)
大阪市の松井一郎市長は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・若年層ワクチン接種促進へ 集団接種会場に3回目専用の接種枠設置(2022年8月4日)」に対応しております。 【動画】大阪市・若年層ワクチン接種促進へ 集団接種会場に3回目専用の接種枠設置(2022年8月4日) ◇ ◇
東議員に対する評価を聞ききたい
朝日新聞:すいません、朝日新聞の寺沢です。本日、きのうですかね。参議院議員の東徹さんが代表選挙への立候補を表明されまして、松井代表ともかなり、もう30年以上といいますか、お父さんの代からのお付き合いのある方だと思うんですけれども、受け止めというか、東さんに対する評価みたいなところをお聞かせいただけたらと思うんですけれども。 松井:東議員、人は悪くないけども、僕はもう、馬場議員が立候補を表明してますから、組織をまとめる、今の現状で党代表としては馬場議員のほうがふさわしいんじゃないかなと思ってます。僕が代表に就任してからは幹事長、馬場議員は幹事長、そして共同代表として組織の屋台骨を支える仕事をしてきたわけだから。だからやっぱり僕から引き継ぐという、そういう次の代表としては馬場議員を応援したいと思ってます。 朝日新聞:ありがとうございます。馬場さんも東さんも、松井さん、お互い信頼されてると思うんですけれども、その2人が代表選で戦うことになりますね。どちらというか、誰が勝つにせよ、党内で終わったあとに何かしこりが残ったりとか、そういった懸念は特にないでしょうか。 松井:いや、それは熾烈な権力闘争なんだから、党内政局なんだから、それは人の気持ちの奥底、いろいろ分からないところあるけど、だから僕は何度も言ってるんだけども、終わったら決まったことに従うと。もう文句はなし。でないと組織として強くなれません。
吉村世代からまだ立候補表明がないことをどう思うか
だからこれは代表を辞めるに当たっても党の皆さん方にそういう説明をしてきたし。でも争いなんでね。それはやっぱり心の中に、こん畜生はありますよ、誰しも。でもそれで、なんて言うかな、そこを、わだかまりをずっと持ち続ければ、これはもう組織として成長しませんよ。自民党は熾烈な党内権力争いしながらも、それはこん畜生ってみんな思ってるでしょう、負けた側は。でも冷や飯を食べてでもやらなければならないということでやってきた経緯がこれまで自民党の歴史なんだから、その中で分裂せず、やはり決まったら党が結束して政府を運営し、そして選挙も戦うわけですから。そういう組織に成長していってもらいたいと思います。 朝日新聞:ありがとうございます。すいません、最後なんですけども、松井代表が日頃からおっしゃってる吉村世代の頑張りといいますか、成長を期待したいということを常日頃おっしゃってると思うんですけど、いわゆる府議・市議3期以上だったり衆院1期の吉村世代からまだ立候補表明がないというところに対しては、代表としてはどういうふうに考えられてますか。 松井:世代として育ってもらいたいと思いますけど、衆議院議員はまだ1期だし、それから大阪維新の会は吉村さんがもう代表を務めているわけですから。それは自らの、やっぱり吉村世代としての役割は日本維新の会の代表になること以外にもたくさんあるという判断だと思います。 朝日新聞:じゃあ特にもう誰か手を挙げろとかいうふうには、そこは個人の判断ということですか。 松井:いや、だから何度も言うように、代表の仕事は党をまとめていくことですから。党をまとめて、そして次の選挙に向けて党勢を拡大していく。で、他党と交渉しながら、少しでも、われわれがこの間掲げてきた選挙での公約を実現していくことが代表の役割ですから。その役割を担えるのは誰が一番ふさわしいかっていうのを決めていただきたいと思います。だから吉村さんも今、知事としての役割と、大阪維新の会の代表ですから。だからそれに、日本維新会の代表っていう役割に就いたところで、一番もう吉村さんのポテンシャルを生かせるのは、今の大阪維新の代表と大阪府知事という役割をやることだと思います。日本の代表を吉村さんが担うことで、これ、足し算もあるけど、引き算もあるんじゃないの。 朝日新聞:ありがとうございます。 読売テレビ:ほか。