新型コロナ「早期に2類見直し議論を」大阪・松井市長会見8月4日(全文1)
換気ができない医療機関もあるが?
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。今の2類から5類へというところの準備っていう部分ですけれども、今の状況で発熱外来がもう非常に逼迫していて、なんらかの見直しが必要っていうのは喫緊の課題だとは思うんですけれども、一方で、見直した場合に、現在、発熱外来やっておられないクリニックとか、そういったところに広げていくっていうことだと思うんですけど、その中で、今、懸念されているのが、ビルの中の何階かにあったりとか地下にあったりとか、結構、大阪、そういった換気ができない状況の医療機関っていうのがあると。それで、むしろ発熱外来をされてる側のクリニックのほうが心配されてたんですけども、そういったところがなんの準備もなしにそういったことになることによって、そういったところが、変異とかなっていったときに困るっていうことをおっしゃってたんですけど、その辺りはどうお考えでしょうか。 松井:インフルエンザも同じなんじゃないですか、それじゃ。インフルエンザのときは一般のクリニック全部受け付けるわけですから。毒性が、今、特に若い世代の重症化率はインフルエンザと同等ですから。だから重症化のリスクある方は、例えば大阪で言うと専門病院、十三とか、そういうところでしっかりケアしますけども、若い方々が診断を受けるのであれば別に発熱外来のあるコロナ指定病院じゃなくても十分可能だと思います。ドクター側は、ドクターに感染することによって医療資源が、これ、もう低下しますんでね。そこは、これまでも感染対策を、ドクター自身が感染対策を講じた上で診断されてるんで、そういう形で乗り切っていただければなと思いますけどね。
発熱外来を拡大する際の基準は考えているのか
大阪日日新聞:おっしゃるとおりドクター側の問題として、取材したから、さっきも、考えてるんですけども、平たく言うと高齢のドクターが高齢の看護師さんと2人なり3人なりでやってるところは非常に多いということで、そういったところに、その換気ができない状況の中に入っていくとまずいということで、そういった分類といいますか、こういったところはやらないけれども、こういったところはやるとか、発熱外来をしていくときの基準みたいなもの、なんかお考えはありますでしょうか。 松井:いや、それは厚労省で決める話ですよ、われわれが決めるんじゃなくて。でも高齢のドクターであってもやはり専門家なんで、感染をしないための自身の装備は十分やられると思うし、どうしてもやっぱりもう受けれないという、そういうクリニックに関しては、これは無理やり外来患者を受けてもらえるわけではありませんし。でも一般的にインフルエンザも受け付けていただいてる病院であれば対応可能だと、僕はそう思います。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けいたします。ほかに質問はございませんでしょうか。それでは終了します。ありがとうございました。 読売テレビ:はい、すいません。続いて政務の質問に移らせていただきます。質問ある社の方、挙手をお願いいたします。 【書き起こし】大阪・松井市長会見8月4日 全文2に続く