新型コロナ「早期に2類見直し議論を」大阪・松井市長会見8月4日(全文1)
大阪市の松井一郎市長は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・若年層ワクチン接種促進へ 集団接種会場に3回目専用の接種枠設置(2022年8月4日)」に対応しております。 【動画】大阪市・若年層ワクチン接種促進へ 集団接種会場に3回目専用の接種枠設置(2022年8月4日) ◇ ◇
若年層の3回目接種促進に向けた強化月間
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:まず若年層の3回目の接種促進に向けた強化月間の取り組みについてです。大阪市では若年層の新型コロナウイルス感染が急増する中で、その世代のワクチンの接種率が他の年代と比べて特に低いことから、3回目接種がお済みでない若年層の方に勧奨のはがきを送付します。具体的には12歳から39歳までの方で3回目接種がお済みでない約31万人を対象に、予約方法等の情報が記載された勧奨はがきを8月の10日に発送します。また、接種機会を確保するために、全ての集団接種会場において3回目専用の接種枠を設置します。予約は本日の17時から、接種は8月の8日から開始をします。 加えてファイザー、モデルナによるアレルギー反応を心配されている方もワクチンを接種いただけるように、ノババックスを扱う医療機関を確保し、広く周知します。併せて早朝、深夜、夜間の時間帯や休日に実施している医療機関をホームページで周知し、若年層の接種促進を図ります。さらに国や民間団体と連携をし、若年層への啓発を8月に集中的に行います。具体的にはOsaka Metroの駅でのリーフレットの配荷。リーフレットの配荷、映画とのタイアップのポスターの掲示、および車両内でのポスターの掲示や市内の百貨店等での店内アナウンスを行います。また、首相官邸のワクチンTwitterからの情報を積極的に大阪市アカウント等でリツイートして展開をしていきます。
難波宮跡の公園整備・管理運営事業者が決定
3回目ワクチンの接種は皆さん自身を守るだけではなく、家族、友人、高齢者など、大切な方を守ることにつながります。夏休みを利用いただいて、ぜひ早めの接種をご検討ください。なお、発熱外来での混雑状況を踏まえ、子供や妊婦、高齢者の方、基礎疾患をお持ちの方に優先して受診していただけるように、府では若年軽症者向けのオンライン診療スキームが8月の3日から開始されます。20代から40代で症状が軽い方は検査キットを活用して、自身で検査をお願いします。8月の5日からは一部ドラッグストアで検査キットが無料配布されますので、ご活用ください。また、若年軽症者無料検査センターでの検査も可能ですので、ご検討ください。陽性となった場合には府の窓口を通じてオンライン診療を申し込んでいただければ、症状に応じて医師の診断により薬の処方が受けられます。若い方でも症状が重い場合や、気になる症状がある場合は医療機関で受診をお願いいたします。 次に難波宮跡の公園整備・管理運営事業者についてです。大阪市では「大阪都市魅力創造戦略2025」における重点エリアの1つに設置をする難波宮跡地について、史跡の保存・活用と公園整備、にぎわいの創出を進めています。このたび、その整備・管理運営事業者を「難波宮跡公園『みんなのにわ』プロジェクト」に決定いたしました。北部ブロックでは園地の整備、民間施設整備等を、南部ブロック等を含む難波宮跡地全体では、にぎわいを創出する魅力向上業務などの管理運営を、民間のノウハウを生かして実施してもらいます。 北部ブロックの公園整備では、東側の遺構表示や、多くの方がくつろげる芝生広場の整備に加え、西側では利用者が快適に過ごせる飲食店などの整備が提案をされています。魅力向上業務については、歴史ガイドツアーや伝統芸能特別講演、古代飯などを販売するフードフェスなどの提案がありました。令和5年春には南部ブロックの運営を開始し、北部ブロックは令和6年度中に工事を完成させ、大阪・関西万博開催の令和7年春には利用できるようにいたします。進化を続ける史跡を目指して、2050年の遷都1400年に向けて知名度向上に取り組み、将来にわたり多くの人が集まり交流する空間を形成してまいります。