日本代表、オーストラリア戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。サウジアラビア戦からの変更は?
CB:谷口彰悟
生年月日:1991年7月15日(33歳) 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 24/25リーグ戦成績:9試合1得点 日本代表通算成績:30試合1得点 3バックの真ん中でフル出場が続くベテランDF、谷口彰悟。33歳のチーム最年長は、守備の要として不可欠といって差し支えない活躍を見せている。 前節サウジアラビア代表戦では、最終ラインのリーダーとして攻守に重要な役割を果たした。データサイト『FotMob』によれば、この試合の谷口は複数の守備アクション項目でチーム内1位を記録。インターセプト、クリア、空中戦勝利、いずれもトップの値を示している。 安定感抜群の谷口はこの試合のあと、「自分たちの時間じゃないシーンも長くなるだろうなと感じていたので、しっかりブロックを敷いて固めるところと前から行くところの使い分けを大事にしていました。ピッチ内での声掛けは必要になってくるので、そのへんは注意深くゲームを進められたかなとおもいます」と振り返っており、一定の手応えを口にした。 オーストラリアのスカッドには好調のクレイグ・グッドウィンを含め、ベテラン選手が多く名を連ねている。相手チームの武器のひとつが経験であるならば、こちらにも谷口がいるというわけだ。
CB:町田浩樹
生年月日:1997年8月25日(27歳) 所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) 24/25リーグ戦成績:10試合0得点 日本代表通算成績:13試合0得点 3次予選のサウジアラビア代表戦、日本は相手に押し込まれる時間が長く続いた。シュート本数やポゼッションで上回られ、エースのサーレム・アッ=ドーサリーをはじめとする高クオリティの選手に手を焼いた。左センターバックに入った町田浩樹も、ファイサル・アル・ガムディに1対1をかわされ、イエローカードをもらう場面があった。 しかしこの試合における町田の良さは攻撃面にあり、データサイト『FotMob』によればアタッキングサードへのパス本数で両チームトップの成績を残している。14本のパスを相手陣地目がけて放り込んでおり、その意図は明確だったように見える。 たとえば53分に町田が鎌田大地に供給を試みたロングフィードに顕著だ。このパスは相手選手にブロックされてしまったものの、鎌田がキープできていれば左サイドで攻撃の起点を作れただろう。 また、オーストラリアには身長2メートルのCBハリー・サウターのほか、大柄な選手が多い。空中戦が多くなる可能性も考慮すると、190cmの町田の存在は重要だ。