塩野義コロナ飲み薬「迅速かつ適正に審議を」大阪・吉村知事会見6月23日(全文1)
宿泊療養施設は現状維持なのか
毎日放送:毎日放送の【トミナガ 00:18:37】です。よろしくお願いします。新型コロナウイルスに関連してお伺いいたします。現在、感染状況が比較的落ち着いている、増加傾向にないという状況が続いていると思いますが、それを受けて宿泊療養施設なども今は5%程度の使用率というふうになっていると思います。今後、宿泊療養施設につきましては現状維持していくのか、それとも、例えば感染状況によっては減らしていくのか、もしくは拡大していくのか、知事の今のお考えをお聞かせください。 吉村:現時点で実際に運用そのものについては、数に合わせていったん休止をするというところは、これからそれに、感染者数に合わせて対応していくというのが基本的な方針ですけれども、それはあくまでもいったん休止ですので、その後感染が急増しても対応できるようにするというようなことになります。ですので今後さらに施設そのもの、施設数を増加する予定はありません。また一方で、大きく、だから減少させることもありません。現状維持、そして運用休止というのを活用しながら感染状況に合わせて対応していくというのが基本的な考え方になります。 ただ、ホテルの中には、「いらっしゃいキャンペーン」であったり、さまざまな需要が増えてきていますので、もう、ちょっとそもそもコロナの、この稼働率に関わらず、コロナの宿泊療養施設をやめにして、そして通常のホテルとして稼働をしたいという希望をするホテル事業者が今3社あります。ですので、そういったことについては、もちろんこれは契約上、確か6カ月だったと思いますけれども、その契約に基づいて終了するというところが出てきます。6月末に契約が満了するところが3施設ありますので、その分の数は減少するということになると思います。
一時待機のホテルは増えると思う
合計で1200強ぐらいになると思いますけれども、その数については契約が満了ということで、通常のホテル事業に戻しますということですから、それはもう当然ホテルの判断ですので、終了すると。だから1万室ぐらいになるということになると思います。 あとは先ほども言ったいったん休止というか、待機とも呼んでるんですけれども、一時待機をしていただくホテルは増えてくると思います。現時点でそれ以上に何か、契約期間満了を持って終了したいという申し出があるところがあるわけではないので、そこはもうホテル側の意思も尊重しながら対応していきたいと思っています。現状、さらに、新たに確保するということまでは考えていません。1万室ありますので。 また、ホテルの稼働率については、宿泊療養の稼働率については、第6波のときでもそこまで大きな稼働率にはなりませんでした。これはやっぱり高齢者の方が、非常に感染が多かったけども、若い現役世代、ホテルで生活されるような方は、もう自宅でという方が多くなってきているという、このオミクロンの特徴もあると思いますので、オミクロンの特徴を考えたときに、そして第6波のホテルの稼働率っていうのを考えたときにも、さらに増やすということは考えてはいません。あとはホテルがもう通常営業に戻すと判断されれば、その分、少しずつ減ってくるということにもなると思います。ただ、意識的に何か一挙に減らすということも、まだ現時点では判断してないですし、それは維持しておきたいという思いも、今後どうなるか分かりませんから、大きく減らすということも考えてもないです。 司会:ほかに質問ございませんでしょうか。日経新聞さん。