塩野義コロナ飲み薬「迅速かつ適正に審議を」大阪・吉村知事会見6月23日（全文1）
過去最悪ペースになっている背景は
NHK：NHKの清水です。これ、全国的な動きでっていうところで、知事に伺うべきかちょっとあれなんですが、過去最悪ペースになっている背景というか、どんなところにこうしたことになる要因があるのかっていう、分かりましたらお願いします。 吉村：なぜ今これが非常に流行してるのかというのはなかなか、僕自身は分からないところがありますが、担当部で分析してることはありますかね。都市部では増えてきてるということで、非常に全国的にも多いという状況になってるということです。これ、専門家の分析っていうのはありますかね。 A：はっきりとしたエビデンスはないんですけども、いろんな、今、出会い系サイト等もありますし、HIVも含めて予防のお薬が出てきて、コンドームを着けないパターンも増えてきてるのではないかっていうことでは聞いてますけども、明確な根拠っていうのは分からない状態です。 NHK：分かりました。ありがとうございます。 吉村：あと妊娠中の女性が感染すると母子感染の可能性もあります。その場合、胎児の死亡のリスクの上昇であったり、あるいは骨とか神経等の以上を招く恐れがあります。先天梅毒の可能性も出てきますので、今、10代後半、20代前半の方の女性に増えてるということですので注意をお願いしたいと思います。 司会：ほかにご質問はよろしいでしょうか。どうぞ。
大阪府における感染状況の特徴は
共同通信：共同通信の丸田といいます。今の全国的な部分との関連なんですが、例えば人口当たりで見たときとかに大阪だけ突出してるとか、その辺りのなんか特徴みたいなのはあるんでしょうか。 吉村：国立感染研でデータ出てるんですけれども、特に大阪が突出してるというものではないです。人口当たりで見ても、報告数の推移とすれば全般的に都市部で増えてるというのが現状です。 司会：どうぞ。
新たな施設の増設は検討しているのか
時事通信：時事通信の小西と申します。検査は保健所やchotCASTで行うということなんですが、この施設は2008年にできたということなんですけれども、感染が増えているということで、東心斎橋以外にも新たな施設の、つくられたりとか、検討はされていないんでしょうか。 吉村：今時点では、このchotCASTで対応するということを想定してますので、chotCAST自身、平日の夜間6時から8時までやっておりますし、休日の昼間もやってますので、ぜひそこで、匿名でも受けれますから、活用していただけたらと思います。そこがキャパオーバーで完全にオーバーフローするようなことであれば、これは当然、その対応は考えていきたいと思います。また、保健所でも当然受けることができますので、保健所で、匿名で検査受けれますから、保健所も活用いただけたらと思います。東心斎橋にあるっちゅうので、平日夜もやってますから非常に便利だということでchotCASTの利用は多いわけですけれども、ぜひそこを活用してもらえたらと思います。 司会：ほかにご質問は。よろしいでしょうか。それでは、これで記者会見のほうは終了させていただきます。続きましてその他、府政、公務に関する質問をお受けいたしますので、しばらくお待ちください。それではその他、府政、公務に関する質問をお受けいたします。質問のある方は挙手の上、社名とお名前をおっしゃってください。よろしくお願いいたします。それでは幹事社、MBSさん。
