塩野義コロナ飲み薬「迅速かつ適正に審議を」大阪・吉村知事会見6月23日(全文1)
早期継続治療によって完治する病気
これらの症状というのは、痛みやかゆみもありません。そして一定期間で消失したりもします。そして、ただ、その間、治ってるわけではなくて、無症状のまま進行することがあるというものです。ですので、長年にわたり感染に気付かないことがありますので、ぜひこういった症状があれば速やかに検査をしていただきたいと思います。 これは抗生物質が有効でして、早期継続治療によって完治する病気です。これはきちんとお医者さんの治療を受ければ完治する病気なので、ぜひ、匿名でも検査を受けれますから、速やかに検査を受けていただきたいと思います。感染が分かったときには、気付かないうちに自分のパートナーにうつしている可能性もあります。ですのでパートナーにも検査を勧めていただいて、必要に応じて一緒に検査であったり治療をしていただきたいというふうに思っています。それが重要です。 府のホームページで「大阪府 梅毒」というのを検索していただきますと情報提供もしてますし、おおさかエイズ情報Nowというところでも検索できます。パートナーもひょっとしたら一緒に、もしかして、感染してる可能性が高いですので一緒にぜひ検査をしていただきたい。無料で検査も、匿名でも受けれますので、そして検査を受けて梅毒だと分かっても、これはきちんと治療を受けることで完治をいたしますので、放っておくことがないようにお願いしたいと思います。また、人によっては症状が軽快することがあるので、もう治ったと思い込んで途中で治療をやめるという方も多いと聞いてますけども、それはお医者さんの指導の下できちんと、症状が出てなくても、これは完治してない場合がありますので治療を受けていただきたいと思います。また、梅毒、完治しても繰り返し感染することもあるので、再感染の予防はぜひお願いをしたいというふうに思います。私からは以上です。
いつ時点で何人なら過去最悪ペースになるのか
司会:それではただ今の発表事項につきまして質問をお受けいたします。質問される方は挙手の上、社名とお名前をおっしゃってください。朝日新聞さん。 朝日新聞:すみません、朝日新聞の新谷と申します。細かいところですが、確認させてください。この現在の報告数なんですが、いつの時点で何人が過去最悪のペースになるんでしょうか。 吉村:現時点で過去最悪のペースになってますけど詳細な数までは、分かりますかね。 A:現在、6月上旬で592です。昨年同じ時期で313ということで、2倍ペースっていうことで書かせていただいております。 吉村:あとは、これ見ても四半期ごとで増えていってますので、ここからさらに四半期ごとに増えていけば、予測値とすればさらに増える可能性があるということだと思います。ですので、先ほど担当部が申し上げたのは、数字はそのとおりですけれども、このままいけば過去最悪のペースになるというふうに思いますので、ぜひ感染の対策と、あと症状がある方は早期に検査を受けていただきたい。非常に流行してるんだということを知っていただきたい。とりわけ年代別でいっても20代女性、10代女性の後半、20代前半の増加が顕著だということですので、ぜひ注意をお願いしたいというふうにお願いします。あと数で何か分かることはありますか。 朝日新聞:すいません、現在の集計方法になったのがいつ以降とかがもし分かればと思いますが。過去っていうのが、たぶん現在の集計方法になって以降のことだと思うので。もし今分からなければ、あとで問い合わせさせていただきます。 司会:ほかに質問よろしいでしょうか。どうぞ。