「大阪の子供全員に1万円のギフトカード」大阪・吉村知事会見6月15日(全文1)
感染症発生対応時の訓練をしてほしい
それの周知を徹底して、この1300施設、コロナ治療が対応できないという高齢者、そういった施設、そういった協力、自分のところの協力医療機関では無理だという施設についてもそういった派遣のような仕組みを使って速やかな医療の実施ということを実現していく仕組みが出来上がってますので、そこをさらに強化していきたいと思います。 そこにも関連しますが、やはり高齢者施設においてクラスターが発生する、あるいは陽性者が出たときどう対応するのかというシミュレーションをぜひやってもらいたいということもこの間やってきました。つまり感染症発生対応時の訓練をやってもらいたいということです。でないと、いざ発生したときにあたふたしてしまう、対応ができなくなってしまう。そういう状況になってしまいますので、適切に対応するためにも事前に訓練をして何が足りない、あるいは分かるところではどうしようというのをやってもらうということで、この訓練の要請をしています。各施設に依頼をしました。5月の23日です。 実施の訓練のやり方等はホームページ等でも公開をしていますが、この間、3700施設のうち2112カ所、約57%、60%の施設がこの訓練を実施してくれました。これからも働き掛けていきたいと思います。マニュアル等はもうすでに交付しているわけですけれども、そのマニュアルを共有して、そして、いざ施設で陽性者が発生した、じゃあどうするか。あるいは気付いたときには非常に、もうクラスターになってた。じゃあどうするか。そういったところの訓練を引き続きこのパーセントが100%に近くなるように働き掛けをしていきたいと思います。 ですので、協力医療機関が確保してない高齢者施設だったとしても、こういうことをすることによって、ああ、ここに連絡しないと駄目なんだなとか、そういったことも事前に認識することになりますので、ぜひそれをやってもらいたいと思ってます。 今、6月15日までの間にやってくださいというふうに要請をして、6月17日取りまとめです。まだ取りまとめの、今日が最終の15日までの間に実施で、今週の金曜日が報告の期限になってますけども、今日はその中間。まだ17日になってませんが、現時点で57%の報告があったと。この数字は上がってくると思いますけれども、またその上で全ての施設がやっているわけではないと思いますので、やっていない施設に対しての働き掛け等もしていきたい。そしてコロナに対する対応力の強化っていうのを図っていきたいと思います。