「大阪の子供全員に1万円のギフトカード」大阪・吉村知事会見6月15日(全文1)
高齢者施設のコロナ対策を強化
そして次、これは高齢者施設に対してです。医療機関の対策を強化するのは当然ですけれども、やはり高齢者施設への対策強化、これもずっと【今間 00:18:28】やってきているところでもあります。大阪で、コロナでお亡くなりになられた方の60%が高齢者施設か、もともと別の病気等が理由で医療機関に入院していた人が60%です。つまり高齢者施設と、もともと非常に抵抗力がそれほど高くない、あるいは介護度が非常に高い、重い持病をお持ちの方、そういった方を守るということをやっていかなければならないと思っています。 ですので、高齢者施設におけるコロナへの対策の強化ということを、今、進めているわけですけれども、その中で、まず高齢者施設というのはそもそも協力医療機関があるはずなんです。実際あります。その協力医療機関がコロナの初期治療ぐらいはできますかと、これはやってくださいというようなことについて、今年の3月に調査したところでは、できる病院っていうのは約3割でした。30%でしたが、現時点でさまざまな働き掛け等をいたしまして、現時点では2291施設、62%、約倍の施設がコロナ治療に対応できる、協力医療機関を確保していますということに、今、なっています。 また逆に、35%はコロナ治療、連携協力機関でコロナ治療は難しいですという回答をしてきているのも1300施設あるという状況ですので、この1300施設も把握しておりますので、ここについては大阪府がやってますOCRTという派遣の仕組み、あるいは高齢者施設にも往診で行くというチームが、今120チーム以上いますので、協力してくれるということに今なってくれてますので、そうったところの連絡先等、きちんと確保しながら、当面は協力医療機関でできない以上、そういった派遣をして、そしてもし陽性者が出たときには速やかに往診をすると、コロナ治療をするという体制を強化しているところです。