小池都知事が定例会見1月14日(全文1)宿泊療養施設で駅弁・機内食などを提供
チャットボット総合案内サービスを開始
そしてオミクロン株、本当に勢いがすさまじいですね。感染は止める、社会は止めないということをモットーにしていきたいところでありますし、また一方で、この感染のすさまじいところをどう対応していくのか、で、社会をとめない。非常に、大谷の二刀流ではありませんけれども、2つとも行うというのは至極大変なことですけれども、ここも皆さま方のご協力を得て、そして毎日の数字そのものが、皆さん、これ大丈夫かという思いに駆られておられるかと思います。そういったことも含めて、お1人お1人、今できることをやり遂げていただく。そしてまた、ご自身や大切な人、社会を守るということで、何度も申し上げていますけれども、この強敵、オミクロンに対してしっかりとみんなで打ち勝っていきたい、このことをまずお伝えをしたいと思います。 それで、いろんなご質問等、都庁のほうにも常に寄せられております。コロナだけではありません。さまざまな課題について知りたいという都民の声をしっかりと受け止めると。そしてそれに的確にお答えをするという点で、次のテーマでありますけれども、都庁のホームページで今日からチャットボット総合案内サービスを開始いたしましたのでお知らせをするというものです。東京都では、都民の皆さまからの質問に答えてくれるAIロボット、いわゆるチャットボットの活用を進めてまいりました。これまでコロナ、防災など、個別のホームページ上でそれぞれのジャンルに対応するチャットボットを運営してまいりましたけれども、これは総合案内サービスになりまして、25の分野にわたるさまざまな問い合わせをまず一元的に受け付けるというもので、皆さま方が、探す手間っていうか、それが省ける、コンシェルジュっていうんでしょうか。さらにこれが簡単に素早く情報を、一元的に捉えるだけでなくて、素早く情報を取得できるというものです。
AIの良さを有効に生かしてQoSを上げる
チャットボット総合案内ですけれども、都庁のホームページの右下に表示されるアイコンをクリックされますと起動する仕掛けになっております。一番下に質問入力欄がありますので、囲っているところね。ここで個別のチャットボットを探さなくても総合案内が回答してくれる。そして今回の総合案内サービス、そもそもこれ構築する際に、都民の皆さんからいろんな意見をもらった上でこれを構築しておりますけれども、約500名の方対象にユーザーテストも行いました。そこでご意見とかデザイン、操作性といった点など、ユーザー目線に立った開発も行ったということでございますので、ご質問等、コロナもそうです。多いのは水道関係などですね。いずれにせよ25の分野にわたってお答えができるように。 サービス開始後も応答履歴などの分析をしまして、利便性が高まるように随時改善もしていきます。これはまさにAIの特徴ですね。AIとしていろんな質問内容とか、それからその必要性であったり、ご質問そのものを分析することによって、どこが問題でどうすればいいかっていうのがAIによって解析されて、よりこちらとしての、都としての対応策が、具体的に講じることができますし、さらに、こういうご質問については、こうお答えすれば一番分かりやすいとかですね。いずれにしましてもAIの良さを有効に生かすことによってQoS、Quality of Serviceを上げていこうということであります。ということでデジタルサービス局が中心にこれを進めてまいりました。 それで来週末、やはりデジタル関係ですけれども、スマート東京推進ウイークの開催について、このままお知らせとさせていただきます。まず民間事業者の皆さんと連携しまして、5Gによって実現できる未来、実現していきたい未来を語り合ったり、また、体験できるという、そのような3日間をスマート東京推進ウイークで行います。 まず初日が1月の21日金曜日。通信事業者各社が参加しまして「TOKYO Data Highwayサミット」、TDH、TOKYO Data Highway、このサミットを実施いたします。「つながる東京」の先にあるものをテーマにしまして、各社がプレゼンテーションを行う。そしてデジタルがもたらす未来の社会のビジョンについて、私も出席をいたします。村井純先生はじめとする方々もご助言いただいております。そして各社の代表と意見交換を行います。オンラインです。当日はライブ配信を行いますので、ぜひご覧いただければと思います。