小池都知事が定例会見1月14日(全文1)宿泊療養施設で駅弁・機内食などを提供
都独自で大学受験用・高校受験用の相談窓口を用意
それから、こうやってオミクロン株が急拡大する、そういう中で受験という、これが重なってしまっているという状況です。あしたからはいよいよ大学入学共通テストが始まります。受験生の皆さんにとっては今が本当に大切な時期で、感染が拡大する中でコロナに関する不安を少しでも払拭できればということで受験総合相談窓口を設置いたしました。こちらに出ております。これは都独自に大学受験用、それから高校受験用と2つ窓口を用意いたしまして、試験の特別対応、また、交通手段などの相談を土日も含めて9時から20時まで、夜の8時まで受け付けておりますので、ぜひ活用していただきたい。そして受験生の皆さん、どうぞ体調管理、そして感染防止対策、これらを徹底して、持てる力を最大限発揮していただくようエールを送りたいと思います。 陽性となった方には、家庭内感染を防ぐということで、これ、受験ではありません。コロナ全般の話です。要は家庭内感染っていうのも今大きな感染者の、陽性者の数字の中に占める割合も高いわけですね。そこで、これらの家庭内感染を防ぐという観点からも宿泊療養施設、ホテルなどでの療養をお願いしているところです。 入られた方、いろんな思いを抱かれたと思いますけれども、日常と違う、そして単調になりがちな宿泊療養施設での療養に少しでも彩りを添えるための工夫もしようということで、療養期間中に、週に1回程度ですけれども、駅弁など特色のある食事を提供したいと思います。そして、まず1回目として日曜日ですね、今度の。16日には、これはJR東日本と協力しまして、ご覧の有名な駅弁1000食分を宿泊療養のホテルに提供いたします。これが1回目。今後は機内食。日本航空と協力しまして機内食のメニューを提供するほか、例えばなだ万など、料亭の仕出し弁当も準備が整い次第、提供していきたい。
都内3カ所に大規模接種会場を開設
宿泊療養に移ってくださいと、ご家族がおられる場合は特に、先に陽性になった方が離れるということが、まず治療体制が整ったり、今、抗体カクテルとか経口薬もありますよね。家族にうつさないという点でも、この宿泊療養にお移りいただく、それを、移っていただく際に、いやいや、私はっていうのでそれぞれ個人の事情を話されるんですが、でもコロナ対策ということでご協力いただきたいし、食事っていうのはとても重要なアイテムだと思いますので、いろいろ工夫もしながら、感染症をみんなで止めていくためにもご協力をお願いしたいということです。 それから何よりもこのコロナ対策の武器としてのワクチンですけれども、ワクチンの接種を、3回目の接種、これを、都として前倒しを進めてまいります。一気に加速させないと、今この状況でありますので、4月に来るとかいろいろありますけれども、今、目の前の話に対応していかなければなりません。 東京の都市活動を支える方をまず対象にしまして都庁の南展望室、それから東京駅の行幸地下、そして多摩では立川南、この3カ所に大規模接種会場を開設いたします。そして3回目のワクチン接種を実施するというものです。まず今月の19日から、警察・消防署員の皆さんを対象にしまして接種を開始いたします。それからエッセンシャルワーカーの皆さんに順次拡大をしてまいります。また、職域ということも国のほうで進めていかれると聞いておりますので、また都としても、さまざまな企業が、職域で進めておられる鉄道関係であったり、そういったまさにエッセンシャルワーカーの方々もできるところから進めていくという考え方で、都としての大規模接種はこういうスケジュール感、そしてまた場所で行ってまいります。 そして、東京都のホームページでも確認できますけど、12歳以上の、1回、2回、ワクチンを受けた方はもう85%はいっております。ただ、15%まだ受けておられないということになります。希望される方というのが大前提ではありますが。1回目、2回目、まだ接種をされていない方というのは、ぜひまず受けていただくということを推奨したい。そしてまた、ワクションアプリですけれども、今日から特典も追加をいたしておりますので、ぜひ登録のほう、ワクチン接種の上、登録をお願いしたいと、このように希望される方々に対してお願い申し上げます。