【空から撮った鉄道】ある日の横須賀駅周辺の光景 初寄港の「クイーン・エリザベス」と京急、横須賀線
横須賀線は軍の要請で建設された路線
画面左が横須賀駅。線路沿いにはマンションが立ち並ぶ。画面右の逸見岸壁に停泊しているのがオランダのフリゲート艦「エファーツェン」(2021年9月7日、吉永陽一撮影)。
横須賀は江戸末期に造船所が誕生し、明治時代に鎮守府が置かれて日本海軍の拠点となました。港と沿岸部はありとあらゆる海軍施設があって、「軍都」と呼ばれていました。 戦後は在日米軍横須賀基地と海上自衛隊の拠点となっており、とくに米海軍横須賀基地は第7艦隊のイージス艦や空母の事実上の母港となっています。よって現在も軍都の雰囲気は変わりません。ただ、一般の人が立ち入りできる場所は撮影でき、遊覧船の軍港巡りもあり、タワーマンションも建っていて、基地の様子は見えます。
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吉永陽一(写真作家)