小池都知事が定例会見7月16日(全文1)8月から中小企業の従業員向け接種を開始
ほかにも、都内各地で魅力あふれるプログラムを今後も展開
この「まさゆめ」ですけど、あそこに大きな顔があるのご覧いただけます? これはバルーンで、「まさゆめ」というのは国内外から応募された方の中から1人を選んで、実在する1人の顔として東京の空に浮かべるというプロジェクトなんです。唐突かつ圧倒的な景色で、そこに偶然居合わせた方々はもうびっくりされると思いますし、また、遠くから見ても、あれはなんだ、鳥か、スーパーマンかじゃないですけれども、これが正夢かっていう感じでご覧いただければというアートであります。で、作品なんですね。 これは現代アートチームで「目[me´]」、目、eyeね。「目[me´]」というアーティストが中学生のときに見た夢に着想を得て企画をされたということであります。誰でもない誰かの顔が東京の空に浮かぶという大変ユニークなアート作品であります。浮上、揚げる、その様子は公式Twitterなどで紹介しておりますし、また、公式YouTubeチャンネルではライブ配信もしております。今はちょっと下ろしているそうなんですけれども、ぜひチェックしてください。浮かんでいる、このなんとも言えない顔と東京の風景、ぜひとも普段お過ごしになる場所から共にお楽しみいただきたいと存じます。 このTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13ですけれども、こんなにこれまでもずっとやってまいりました。この夏、「まさゆめ」のほかに、都内の各地で魅力あふれるプログラムを今後も展開してまいりますので、ぜひご注目をいただきたいと思います。いろんなアーティストの方々が、もうたくさんご応募いただきました。その中から選んだ13の企画であります。
バーチャルスポーツを通じて東京の魅力を発信
それから今日最後のお知らせでありますけれども、バーチャルスポーツ、これを通じて東京の魅力を発信する取り組みをご紹介いたします。この夏の大会の開催契機にして都民をはじめ世界中の方々に、デジタル技術を活用してコロナ禍でのスポーツの新たな楽しさと東京の魅力を発信したいということで、東京2020パラリンピックマラソンで使用するコースをVR、仮想現実空間で再現をして、スポーツや観光を楽しめる、スポーツも楽しめるし観光も楽しめるという、そういう取り組みを進めてまいります。 具体的には、専用のアプリを使いまして、VRのコースでランニングマシンでの走りであるとか、バイクトレーナーをこぎ、動きをアバターに投影させるというものなんです。年内にこのVRコースを使いましたマラソンや自転車の大会を、オンラインで開催を検討いたしまして、これは国内外を問わず多くの方々に参加していただきたいと考えています。コースをアバターが走行するイメージ映像を作ってみましたので、実際ご覧いただきたいと思います。 ということで、ランニングマシンとか、それからバイクに乗っている自分が、実際にこの東京のまちをずっと走る。ほかの人たちもそこで走りますから、ここ、競走になるわけですね。アバターの走りを通じて、世界から参加している方々と同じ空間で一緒にランニングしているという感覚を味わうことができるというものです。 コースですけれども、国立競技場をまず出発しまして、そして浅草・雷門、銀座、東京タワーなど名所を駆け抜けるというもので、VR空間で東京の名所を楽しむことができる。また、スポーツをされる方だけではなくて、幅広い方々が東京の観光を体験できるように、VRコース上の東京の名所を紹介する動画を制作もしていくということであります。いろんな技術でもって、アバターが、自らがまちを走り抜けると。実際にそれは走って、また、自転車をこいで参加をすると。今回の東京大会というのはいろんな意味で新しいテクノロジーなども活用しながら、これまでにない大会を、このような形でもレガシーとして残し、そこからスポーツが世界で同時進行するようになったんだな、世界中の人が参加できるんだなというような新しいモデルになっていくという試み、チャレンジだというふうに思っております。そのうちの1つを今日ご紹介させていただきました。私のほうからお伝えするのは以上であります。