小池都知事が定例会見7月16日(全文1)8月から中小企業の従業員向け接種を開始
大会までいよいよ1週間
都民の皆さまには、あらためて不要不急の外出、都県境をまたぐ移動、極力お控えをいただきたい。そしてオリンピックの観戦もぜひご自宅で、ご家族で、大切な人、大切なご家族、この方々と、また、医療現場を守るというためにも、いつも同じことを言っているじゃないかといわれるかもしれませんけれども、やはり感染症との闘いという点では、この点が基本になってまいりますので、何度も申し上げたいと思います。これらのこと、ぜひとも皆さんと共に協力をいただいて、コロナを抑え込んでいきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 次に2つ目の今日のテーマでございますけれども、聖火リレーですね。聖火リレーにつきましてお伝えをいたします。今日は島嶼地域を回っているんですね。大会までいよいよ1週間ということでございます。先週都内で始まった聖火リレーですが、今日までの8日間、世田谷区と、それから都内の市町村のランナーの皆さまによって、まさにつながれてきました。私もライブストリーミングを拝見して、毎日どうされておられるのか、テレビでも聖火リレーのほう、動画ございます。皆さん本当に、走っておられる方、笑顔で聖火に思いを託されておられるんだなと。この様子を見るにつけ感動し、また、元気をいただいているところであります。都民の皆さんのご期待に応えるように大会成功への思いを強くしたところであります。
都心の空に大きな顔
現在、島を回っているというお話でありますが、先ほど八丈で震度4だったんですけれども、ちょうどその聖火リレーの公道でのセレモニーといいましょうか、リレーが終わった直後ぐらいに揺れたようでありますが、問題はございませんでした。公道での聖火リレーが今、島で行われて、特に小笠原村ですけれども、父島のほうを巡っていますけれども、57年前の1964年の大会のときは、そもそも島嶼を回ることもなかったんですけれども、そのころは、小笠原村っていうのは日本に帰属していなくて、ですからそもそも日本、復帰してなかったんですね。だから島嶼を回るのも、島を聖火が回るのも初めてですし、小笠原村にとっては、復帰を果たした中で聖火リレーが島を回るというのは、ある意味とても歴史的なことだというふうに思います。で、今回の聖火リレーで初めて全ての島嶼、そして村、町と村に聖火がともることになったわけであります。 あしたからなんですが、オリンピックの開会式が行われます7月23日までの7日間、聖火は各区のランナーの皆さんにつないでいただくこととなります。その様子、先ほど申し上げましたようにネットでご覧いただけるわけでありますので、ぜひご自宅で、今日はどこに行ったというのなども、お友達が走っているかもしれませんね。ご自宅でお楽しみいただきたいと存じます。 それから、これも特別な企画でありますけど、今日は朝から驚いた方がいらっしゃるかと思います。都心の空に大きな顔が浮かんだんですね。これ誰と言われるかもしれませんけど、この真ん中のところ、代々木、この青いところ、グリーンは代々木公園ですね。これって、がががっと大きくなんないの? ならない。これは「まさゆめ」っていうアートプロジェクトであります。これはオリンピック・パラリンピックを文化の面から盛り上げていこうということで、芸術文化都市東京の魅力を伝えるということで取り組みをしてきたうちの1つなんですね。Tokyo Tokyo FESTIVALっていうのを、ずっとオリンピックの、オリ・パラに合わせても進めてきたわけですが、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13という、13ということですけれども、これまでも増上寺での光のバルーンであるとか、いろんなアートを、この東京を舞台に繰り広げてきたわけです。