和田秀樹 飽きてしまいがちな<おせち料理>を自分流にアレンジしてみては?「自分で料理を作ることは脳の活性化にもつながり…」
「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「おせち料理を自分流にアレンジ」です。 【書影】専門医がすすめる、脳と心と体に効く暮らし方。和田秀樹『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』 * * * * * * * ◆おせち料理を自分流にアレンジ 料理が好きな人も、それほどでもない人も、おせち料理は一年に一度しか作らない、食べない貴重な機会です。 ところが「食べきれない」「飽きた」「家族に不人気」などの理由で、作らなくなってしまった人が意外と多いようです。 ならば、おせち料理を自分流にアレンジしてみませんか? たとえば、甘い黒豆煮が苦手なら塩味や醤油味の黒豆煮を作ってみる。 田作りが好きではないなら、ローストポークにしたっていいんです。 食べきれないと思ったら、友だちとシェアし合うのもいいでしょう。
◆楽しむことが一番 自分で作るということは、段取り、日持ち、味の調整など、色々なことを考える必要があり、それこそが脳の活性化につながります。 もちろん楽しむことが一番ですから、イヤイヤ作るのはストレスのもとになります。 作りたくないと思ったら、お店のテイクアウトおせちをためしてみるといいでしょう。 ※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
和田秀樹
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