大阪市・松井市長が定例会見2月4日(全文1)保健所にワクチン専任チームを設置
ミナミの商店街の団体とどんな話を?
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。市長、先ほどミナミの商店街の団体さんとの意見交換をされたと思うんですが、おっしゃっていただける範囲で、どういうようなやりとりがあったか教えてください。 松井:いや、もうとにかく一緒にミナミのにぎわい取り戻そうということです。それで皆さんからも、本当に今の厳しい状況については、認識は共有できていますし、まずはやはりコロナを抑える、そして、僕、今日はもうこちらからも、向こうからの要望も受けましたけど、こっち側からもお願いしたのは、これはアクセルとブレーキをもう非常に、短い間でも使い分けないと、これ対応できないんで、今、緊急事態が解除されたとしても、やはり一定期間、人が動くことでまた感染拡大というものが広がってくれば、またお願いしなければならないということも伝えました。 だからその期間、それは、そういうさまざまな規制のない期間で「いらっしゃい!」キャンペーンだとか、お買い物キャンペーンだとか、そういうことをやりながら、やはりこのコロナが普通のインフルエンザ並みになって普通の日常を取り戻せるまで、お互いそういう我慢というか、辛抱しながら、なんとかミナミの街のにぎわいを取り戻すための努力をしていこうということで一致しています。 だから短期間集中でいろんなキャンペーンを打つのはちょっと見直そうと。やはり長期の間で、ただ、その長期間、キャンペーン中だけども、今のGo To キャンペーンも同じだけど、当面ここの期間はキャンペーンいったん停止中とか、そういうものを繰り返しながら、やはりミナミの活力というのを守っていこうという話をしました。
宣言解除のとき、時短要請はどうするのか
関西テレビ放送:ミナミの方々で言うと、北区もそうですが、11月末からの時短要請に応じていらっしゃるわけで、先日、大阪府の国に対しての解除要請基準というのも決まりましたが、ここは吉村知事とお話をされると思うんですが、早ければ月曜日にもその基準を満たしそうというような状況の中で、一方でなかなか病床の逼迫度というのは高止まり状況と。ただ、1週間平均の感染者数300人以下、7日間というのが、仮に月曜、クリアされた場合に、今の状況でいくと、宣言解除となったときに、時短は今、大阪市としては、どうしていきたいというようなお考えはありますでしょうか。 松井:はい。日々、数字を見てて、本当に皆さん、ご協力いただいているのがもう数字に表れてます。今週に入ってからは300人を割り込んでる感染者の数ですから。決して検査数は減ってない中で陽性率が落ちてるということです。だから今言うように来週月曜日、1週間続けて300人を割り込むということが少し可能性として芽生えてきたかなと。 ただ、やっぱり重症病症が今の状況の中では、これはちょっとなかなかフル解除ということにはならないのかなと、こう思っています。吉村知事のほうで、やっぱり300人割り込む1週間というのは可能性出てきたなと、こう思ってますけども、重症病床、あとは病床の逼迫度合い、これを、ここを鑑みながら知事が判断するんだろうなと思っています。 だから医療従事者の負担軽減というのも、もう長いですから、負担、非常に厳しい逼迫した状況で、そういうコロナの重症・中等症の患者に向き合っていただいている期間が、もう去年の12月から丸々、11月の終わり、12月、1月、もう丸3カ月程度、本当に厳しい状況で、お正月休みなかったというのも聞いてますし、やっぱしマンパワー的にも非常にもう限界、1人1人もやっぱりちょっとそういう、なんて言うのかな、使命感だけではやれないしね、だから少しその人たちが一息つけるような状況までは、やっぱり今の対策、感染症に対する1人1人の意識を緩めるべきではないなと、僕はそう思っています。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見2月4日 全文2に続く