「攻め込まれたらおしまい」大阪市・松井市長が定例会見5月26日(全文2完)
岸田政権をどう評価しているのか
毎日新聞:毎日新聞の【松本 00:41:32】です。参院選の公示見込みまで1カ月を切っておりますけれども、選挙で岸田総理の政権運営が問われる形ともなりますけれども、代表としては岸田政権についてどう評価というか、見られておりますでしょうか。 松井:非常に、これはもう繰り返しになりますけど、聞く力というものを発揮されていると。ただ、聞いたあと、決断して実行が、ちょっと時間掛かり過ぎてるんじゃないですかと。結局この夏のエネルギー問題も、われわれはもう、僕はもう去年の暮れから、化石燃料が上がっている段階で言ってきましたけど、やっぱり夏のクーラー代が厳しくなると。でも結局、安全な原発再稼働には至っておりませんから。聞いてはくれていると思います、国会でもわれわれ言ってますから。でもこの通常国会の冒頭に決断すれば、夏の電気料金っていうのはある程度抑えられたと思いますけどね。でも間に合いませんでした。 で、今になって自民党が原発再稼働の公約を参議院で掲げると言ってます。これ、7月の選挙で掲げたら、夏、間に合わないんでね。これ、冬に間に合わそうと思うと、専門家の皆さんの意見では、もう今すぐ決断して準備にかからないと、冬の今度は暖房代、間に合わないんじゃないかという意見もありますんで。非常に聞く力は、もうご自身がおっしゃるとおり、これは公約どおりだと思いますけど、聞いたらやっぱり決断して実行してもらいたいと、ここが僕は不満なところです。 時事通信:ほか、いかがですか。
立法府の長にセクハラ疑惑、どう捉えているか
読売新聞:読売新聞、【サ***00:43:56】です。細田衆院議長に関してなんですけれども、ここのところ週刊誌でセクハラ報道、疑惑なども報じられてますけれども、国会でも議長に対して議運で説明を求めたりしている状況ですが応じていないと。立法府の長にこういう話が出ていることに関して、どのように捉えられてますでしょうか。 松井:いや、これまずメディアの皆さんが、やっぱりあれ、女性記者なんでしょう。だからもう事実、1つしかないじゃない。どっちか。それはやっぱりそのことを問題視している記者が、その人、直接出てこなくてもいいから、それはプライベートなこともあるんだろうからね。だからやっぱり、細田さんはないと言ってるわけで。でも、それ、問題視した社があるわけでしょう。僕、どこか知らんけど。してるの? どっか。どこか知らんけどね。それは、それを問題視して公にしたんだから、そこの社のやっぱり責任果たさないと駄目なんじゃない? それが事実なのか。事実じゃなかったら今度、細田さんにとっては大きな名誉毀損だからね、そんなの。出任せなら。これははっきりして、物事を、細田さんの、今、議長という役職、議長というポジション、立法府の長であられるわけだから、責任の取り方というのは事実に基づいてやられるべきだと思います。 その前に、100万円ぐらい大したことないし、ばち当たらんっていうのは、これは不適切やったとは思いますけど。それ以上に、このセクハラとかはちょっともう次元違う話なんで。だからこの問題を公で告発というか、公でその問題を問題視して表に出してきた、その社の人がやっぱりこれは、はっきりさせるべきやと思いますけどね。 時事通信:いかがでしょうか。