大阪モデル・警戒解除の「緑」に引き下げ 通天閣や太陽の塔が緑点灯で周知に協力
警戒を示す「黄色」から警戒解除を示す「緑色」に
大阪モデル・警戒解除の「緑」に引き下げ 通天閣や太陽の塔が緑点灯で周知に協力
大阪府は23日、新型コロナウイルスの感染状況を知らせる府独自の基準「大阪モデル」を警戒を示す「黄色」から警戒解除を示す「緑色」に引き下げた。それに伴い、大阪市浪速区の「通天閣」や大阪府吹田市の「太陽の塔」では府からの依頼を受け緑色点灯を行い、大阪モデルの周知に協力した。 【写真特集】通天閣と太陽の塔 大阪モデル・警戒解除の「緑」点灯
府内の飲食店に要請していた人数制限も解除に
大阪府は18日午後の「第76回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」で、新型コロナウイルス対策として認証を受けた府内の飲食店に要請していた会食時の同一テーブル4人以内という人数制限を22日をもって解除することを決定した。
飲食店への要請の解除は約1年半ぶりとなる。しかし、府の認証を受けていない飲食店などについては、5人以上のグループの入店がないよう要請する。
新世界では緑点灯の通天閣を撮影する人の姿も
23日午後7時ごろ、通天閣は警戒解除を示す「緑色」を点灯。集まった報道陣をみて点灯に気づく人も多く、緑色に輝く通天閣を携帯電話のカメラで撮影してから、串カツ店などへ向かう人の姿も多く見られた。
通天閣社長「タワースライダーも1日500人来ていただく日も」
点灯の様子を見守っていた、通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長は「大型連休など新世界に人が戻ってきました。今月から通天閣で開業したアトラクションのタワースライダーも1日500人の方に来ていただけた日もありました。感染対策に気をつけながらこれからもがんばっていきたいです。大阪・関西を盛り上げたいです」と話していた。 通天閣と太陽の塔は、ともに29日まで緑点灯を行う予定。