「攻め込まれたらおしまい」大阪市・松井市長が定例会見5月26日(全文2完)
入館時にセキュリティーチェックすべきでは
フランス10:フランス10の及川です。司会の【ヤマグチ 00:24:39】さん、3回、3つだけ質問なので、途中で切らないで、お願いします。1つ目、伺います。大阪市役所のテロ対策なんですが、例えば国会、議員会館、都庁、横浜市役所、パリ市庁舎、国民議会、欧州議会、リール市庁舎などでは入館時にセキュリティーチェックがあります。大阪市役所にはない。市民も職員も市庁舎にはいらっしゃり、市民の生活をテロから守るためにどのような対策を取られていますか。 松井:ちょっと質問の意味が分からんけど。市民の生活をテロから守るというのは。 フランス10:セキュリティーチェックしないでこの中、受付の方に聞いて、不安じゃないですかって聞いたら不安ですっておっしゃっていました。 松井:開かれた役所なんで、自由に来ていただけるように。それはちょっと庁舎管理課にそういうご質問があったということは伝えておきます。 フランス10:ありがとうございます。そのほうが、市長だけじゃなくて市民も、私たちも市民ですからね。生命を守ってください。あ、これで最後か。最後です。西成の再開発についてお伺いいたします。一丁目一番地の星野リゾートがつくった高級マンションを昨日見にいきました。ここは浪速区ですよねと路上取材をしました。答えは全員、はい、ということでした。なんで西成の再開発が浪速区なんだと思って取材してたら、20代とおぼしき女性が、近いからじゃないですかとおっしゃった。西成再開発がどうして浪速区からスタートするんでしょうか。
西成の開発に浪速区も含まれるのか
松井:西成再開発。西成特区構想というのは、西成の、今、あいりん地区での治安回復とか、それからごみの問題とか、いろんな課題があったから。それは道路を挟んで向かい側に今の星野リゾートができてるんで、一体と捉えて、西成特区という扱いの中の一環として、にぎわいの拠点として、浪速区で星野リゾートさんにホテルを、マンションじゃなくてホテルね。つくっていただきました。 フランス10:すみません、大きいんで、あれ、マンションかと思ったんですけれども。そうすると西成の開発っていうのは浪速区も含まれるということでしょうか。 松井:だから西成周辺開発やね。今までちょっとネガティブなイメージがあったんで。 フランス10:飛田新地もすごく近く、きのう行って遊んできたわけじゃないですよ。声掛けをして回ったんですけども。飛田新地なども再開発の対象になるんでしょうか。 松井:飛田新地は飛田新地として、料理組合でいろいろと課題の解決はされてきていますので、行政がそこに何か手を突っ込んでものを変えていくっていうのは、今、考えているわけではありません。 フランス10:とすると西成区っていう、西成再開発っていうのは、いわゆる釜ヶ崎とか、別の言い方をすれば、あいりん。私、半年通って、ずっとそこに住んでいますが、そこら辺のことを目指していらっしゃる? 松井:だから今住んでて、全然危険なとか、あまりネガティブな印象なくなってるでしょう。 フランス10:はい、ないです。 松井:だからそれが、この西成特区構想をやりだしたんが、僕が知事として、2013年度から予算付けたのかな。だから約9年で、それが成果です。 フランス10:今、夜1人で歩いてもまったく危険な目に遭いません。ありがとうございます。 司会:もうよろしいですか。それでは終了いたします、ありがとうございました。 時事通信:では続いて政務の質問に移りたいと思います。質問を簡潔によろしくお願いします。