小池都知事が定例会見4月23日(全文2完)都の独自性も考えていく必要がある
まん延防止措置の不自由さは感じたのか
朝日新聞:特に不十分だったなっていうふうに思う措置はあるんですか。例えば緊急事態宣言であればこういうことができるのに、まん延防止等重点措置ではこういうことができないので不十分さを感じたとか。その辺りのことがあればお聞かせいただきたいんですが。 小池:不自由さはずっと、まん延でも緊急でも同じです。これは感染対策としてやっていますので、いずれにしても、基本の部分でずっとマスクをしていただいているわけですし、テレワークも。テレワークは、私はむしろこの際進めていただくことのほうが良いと思ってますし、先ほどの5Gのスマートポールじゃないけれども、オンラインがいかに貧弱だったか、脆弱だったかっていうのはあらわになっていますので、この際進めていきたいと思っていますし、協力金の話にしても、遅いといろいろいただいてますけれども、そこのところも、より、これまでのいろんなオンラインでのつながりがあればもっと簡単にできるような、諸外国はそれでやっているわけですから、そういうこともできただろうにと、いろいろと考えるところもあります。 ですからいずれにせよ、新しいこと、慣れないことをお願いしたり、不自由なことはたくさんありますけれども、しかしながらそれを、中途半端にって言ったらあれなんですけど、それをだらだらと続けていくよりは一段上の、45条を活用した上で締めていくということが必要、抑えていくということが必要だというふうに感じております。それから変異株っていうのはやはり新しい、見えない敵だということ、これについての用意を十分にしていく必要があるので一日も早いほうがいい、そういうふうに考えたところであります。 朝日新聞:ありがとうございました。 小池:では以上でございます。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見4月23日