小池都知事が定例会見4月23日(全文2完)都の独自性も考えていく必要がある
宣言の期間は柔軟に対応する考えか
テレビ東京:テレビ東京の吉田です。よろしくお願いします。今日、尾身先生が、感染状況が改善しなければ延長もあり得るという発言をされました。知事も今、3週間程度を念頭に置いていたということで、期間については、11日ありきというよりは柔軟な対応をしていくべきかとお考えかどうか教えてください。 小池:いや、これは決まったら、そこでまず集中すべきだというふうに思います。そして、ただ長ければいいかというと、効果が出るのを確認というのは分かります。ただ一方で、いったんそれでもう国としてお決めになっているということでございますので、ここはもう集中して総合力で、総合的に、もっと言えば総力戦で、まずこれで皆さんが一緒になって心を合わせていくということが大事だというふうに考えております。
17日間でいいと判断した理由は
日本テレビ:日本テレビです。今の件と関連してなんですが、今回、三度目の緊急事態宣言が、今晩、正式決定するわけですが、期間についてはこれまでより短くなっている、この理由について知事はどういうふうにお考えなのか。尾身会長もやはり11日で無条件で解除とはいかないというふうに、くぎを刺されてるわけですが、17日間でいいと判断されたお考え、理由についてお聞かせください。 小池:いろいろ検証などもすることを考えて、そのような意味で約3週間が良いのではということを申し上げたわけであります。でも判断されるのは国でありますし、いったん決まったら、それでしっかりと取り組むという、それに尽きるのではないかと思います。それからいつも、なかなか、今回もこうやって25日から始まるということは、今日は金曜日でしょう。土曜日でしょう、で、日曜日で始まるから、お店とかいろんな事業者にとっても非常に短い時間で、誠に恐縮なわけではありますけれども、いったん始めると決まったわけならば、それでここはぎゅっと締めていきたいと思っております。 一方で、いつも解除の話ばっかり皆さんも集中してお書きになる、発信される時期があると。そこから、もうみんな解除されるものみたいな話で、急に意識が変わってしまう時期もあるんですね。ですから、その間はもう本当に集中して行って、解除というのはいいニュースなので、解除については、準備はあまり、いろいろ、食料とか、いろんな仕入れはありますかね。それでも今、このコロナとの闘いということではできるだけ集中的に、かつ効果的にいけるようにしていきたいと東京都では考えております。