午後8時以降「看板、ネオンは消灯を」 コロナ対策で小池都知事
東京都の小池百合子知事は23日、定例会見し、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策として夜に人が外に出回ったり路上飲みをしたりしないよう「地域の街づくり団体などが主催されて(いる)大規模施設のイルミネーションイベント。ライトアップの中止や点灯時間の短縮を引き続きお願いしているところ」と述べた。 【動画】「N501Yの感染力は従来型の最大1.9倍。ここで食い止めなければ」小池知事が定例会見
また、「午後8時以降、街頭の照明を伴う明るい看板、ネオン、イルミネーションなども停止をしていただくようにお願いする。夜は暗い。街灯のみが灯るということに結果としてなると思う。街灯を除いて、すべての明かりも消すように徹底していきたい。このあと関係団体に、協力いただくよう要請していきたい」とも語った。 菅義偉(よしひで)首相は23日夜に記者会見し、緊急事態宣言の発出について国民に説明する予定。小池都知事は、正式な宣言発出を受けてから都としての具体的な対策について発表するとしている。
東京都は、年末年始に新規感染者が急拡大したことから1月8日から緊急事態宣言の対象地域に。期間は、当初は1か月とされたが、延長され、3月21日に解除となった。その後、4月12日からは緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の対象となっているが、感染が再拡大する局面に入ったことから21日夜に小池都知事が政府に3度目となる緊急事態宣言を発出するよう要請していた。