「GWも都内に来ないで」 政府に緊急事態宣言要請―小池知事
東京都の小池百合子知事は22日、都内の新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制を専門家が分析するモニタリング会議で、「今後の爆発的な感染拡大の恐れと言う危機的状況を踏まえまして都は国に対しまして、昨夜、緊急事態宣言の発出を要請しました。今後、都としての緊急事態措置についても国との協議を踏まえ、専門家の意見も聞きながら決定していく」と述べた。 【動画】東京都がモニタリング会議 感染主体「変異株に移りつつある」
また、「みなさまへのお願い」として、都民には「外出は必要最低限、都県境を越える移動は自粛、ゴールデンウィークの旅行、帰省は中止、または延期。路上や公園での飲み会もやめてください」と語った。都外の人々に対しては「都外のお住いの皆様にはエッセンシャルワーカーなどどうしても出勤が必要な方以外、ゴールデンウィークも都内に来ないでいただきたい」と求めた。
前回の宣言解除から1か月
東京都は、年末年始に新規感染者が急拡大したことから1月8日から緊急事態宣言の対象地域となった。期間は、当初は1か月とされたが、延長され3月21日に解除となった。その後、4月12日からは緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の対象となっている。