大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文1)「お楽しみ大阪マイル」を新設
メアドを入力せずに登録する方法も
2つ目です。もう1つの2つ目、これは非常に僕は重要だと思うんですけども、いわゆる手間です。簡単に登録するということが非常に重要です。この大阪コロナ追跡システムで一番僕がネックだなと思ってて改善も指示してたのが、メールアドレスを入力しなければならないという一手間があります。これはLINEでも同じような仕組みができていまして、LINEの場合はLINEのアカウントのひも付けになりますので、個人情報をどうLINEに陽性も含めた情報っていうのをアカウントにひも付けたしたものを管理してやってもらうというやり方がいいのか、あるいはもう大阪府独自に個人情報という観点を重視してシステムをつくるのかと、非常に大きな分かれ道があったわけですけど、大阪はQRシステムを独自につくると。これは情報管理の観点から判断をしました。非常にセンシティブな情報を扱いますので。 そのときに一番大きなテーマは、1つのメリットはアプリをダウンロードしなくていいっていうメリットがあったんですけど、もう1つのデメリットが、メールアドレスを入力しなきゃいけなかったわけです。LINEの場合だったらアカウントとひも付けしていますから、それでメールアドレスを入れる必要がなくて、そのアカウントに連絡がいくわけですけど、こっちの場合は大阪府から見たらどなたがQRコードを読み込んだか分からないので、メールアドレスを入れてもらう必要があった。でもこの手間は絶対に駄目だっていう話を僕もずっとしてまして、なんとかならないのっていうので今回、なんとなる仕組みをつくりました。
簡便にすることが重要
どういうことかというと、こういうことです。まずQRコードを読み取りまして、そして登録方法、まずいきます。ここにメールアドレスを入力せずに登録するやり方。そしてメールアドレスを入力して登録するやり方。この2つの画面、このどっちかを選択する画面を出します。これ、人によってはメールアドレスを何個も持ってて、若者なんかも結構いますけれども、ありますけど、このメールアドレスに送ってほしいという人もやっぱり多いですから。そういった方はメールアドレスを入力し登録っていうほうを選んでもらって、自分の送ってもらいたいアドレスを書いてもらったらいいんですが、そうじゃない方はもうアドレスを入力せずに登録っていうボタンを作りましたから、そのボタンをクリックしてもらう。そしてメール送信画面へというボタンをクリックしてもらって、あとは送信するという画面を送ってもらったら、それだけでメールアドレスを自分で入力する必要はなくなります。 じゃあどこの情報が大阪府に伝わっているかというと、携帯にもともと入ってるメールアドレスが、携帯のアドレスがありますから、そこが自動的に送られることになります。いわゆる空メールの送り方を応用したやり方です。空メールが送られてくると、大阪府に。そこにアドレスが記載されていますから、それで大阪府としてはメールアドレスという情報を結果的にはキャッチして、そしてあとには今までと同じ手続きになるということです。 なので簡単に言ったら空メールを送るやり方をやっているだけなんですけども、利用者のほうからしたらわざわざ自分でメールアドレスを打ち込まなくても、ボタンを押すだけで終わるという手続きにしました。非常にここを簡便にすることが重要だと思います。今回、これまでメールアドレスを入力するというハードルがあったわけですけど、それをなくしました。そして結果、利用しやすい仕組みにしてコロナ追跡システムを広げていこうというのが狙いです。 3つ目、最後です。もう1つハードルであったのが、小さな食堂とか商店の皆さんは自分たちで印刷するのが、なんかもうやり方もよう分からんし、プリンターもないからもうやる気はあるんだけどできませんと、なんとか応援してくれんかなと、そういう声もありました。これは大阪コロナ追跡システムのこのQRコードだけじゃなくて、こっち側の、冒頭申し上げたガイドラインのほうも、これはプリントアウトしてもらうんですけど、これもだから同じです。これもプリントアウトする手間があると、手間というか、やり方がよく分からないし、プリンターないよというところをどうするかというところがありました。