大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文4)府民はどんちゃん騒ぎやめて
大阪府の吉村洋文知事は29日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」(2020年7月29日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」 ◇ ◇
東京が悪いとかそういう意味じゃなくて
吉村:これは東京が悪いとかそういう意味じゃなくて、やっぱり人が人とつながっているので、必ずそうなってきますから、ですのでやっぱり全体で、特に大都市部が抑えるということが特に、もっと医療体制が脆弱な地方部の感染者を抑えるということにもつながると思いますから、しかもそういった陽性者が出ている環境はもう見えているので、ちょっと僕は東京とか大阪も協力しながら、国も財源という裏打ちをちょっと付けてもらって、いっせーのでどんと、その範囲を絞った、エリアも絞った戦略的な方法ですね。 エリアもかなり限定されています。大阪で言うと本当に飲み屋さん街、キタやミナミといわれている地区です。これは大阪市内でも面積で言うと非常にごく一部のエリアです。たぶん東京の新宿で出ているというのも、新宿でも歌舞伎町の一エリアだと思うので、新宿もいろんな住宅街もあると思いますし、全てをやるんじゃなくて、ホットスポットになっているところをみんなでいっせーのでどんとやるという対策をすることが、僕は今、非常に重要なんじゃないかな。そのときはやっぱり補償、これが重要じゃないかなと思っています。ですので、それをちょっと僕は大臣に近々具申したいと思っています。 司会:では次のご質問お願いします。
休業補償について松井市長と話はしているか
毎日放送:毎日放送、柳瀬です。今おっしゃってた補償の話なんですけれども、松井市長が先ほどぶら下がりで、大阪市はだいたい1日に1万円とか、今、制度設計はしているけれども、休業の要請をお願いした際に、補償を、今検討しているというふうにおっしゃっていたと思うんですが、この点について吉村知事、松井市長と何かお話しされていますでしょうか。 吉村:え、それ金額具体的に幾らとか言ってるんですか。 毎日放送:1日で例えば1万円とか10万円とか、何度かに分けて、何回もお願いすることになるので、金額とか、今、制度設計をちょっとしているところだが、というふうには言ってるんですが。 吉村:それは飲食店とか休業要請したところ? 毎日放送:そうですね。特定のエリアでお願いを、市としては狭いエリアでお願いすることにはなるだろうが、そういうふうなことを今、検討しているというふうに話しているんですけれども。 吉村:まず松井市長と話しているのは、さっき僕が申し上げた休業要請、これはやっぱり必要じゃないかと思うと。特にそれはターゲット、エリアも絞った対策が必要じゃないかと思うと。業種も絞った対策をすべきだと思う。ピンポイントの戦略、ホットスポットに対する戦略、これが必要だと思うという話はしています。 じゃあその範囲はどこなのといえば、先ほど申し上げたエリアで、具体的に僕が申し上げているのは、客引き防止条例、これは僕、大阪市長のときに作りましたが、客引き防止条例で重点地区エリアといわれる、これは繁華街がよくやっぱりその対象になるんですけど、キタとミナミの、きれいに線も引いてるんですけどね、そこが対象になる、僕自身は今はそう考えていますっていうのは松井市長にはお伝えをして、そうなってくると大阪市内全部じゃないけど一地域、一エリアに対してなんらかの休業要請はお願いするべきじゃないかと思っているという話はしました。 ただ、その休業要請の中身としまして、この感染症対策のステッカーを付けてないところにこれはやると。そのときはもう補償というのはなし。そもそも感染症対策を取ってくださいということですから、補償はなし。ただ、感染症対策を取ってくれている店でも、じゃあ感染が生じないかというとそうではやっぱりないわけです。店がどんだけ感染症対策を取っても、やっぱり陽性者の方が来てどんちゃんやればそこで広がるわけですから、そういった意味ではお客さんの行動形態というのも非常に重要になってくる。