女性の地位向上、カギは政治主導のクオータ制 ~田原総一朗さんに聞くー外科医不足問題~【現代社会にメス~外科医が識者に問う】
田原総一朗(たはら・そういちろう) ジャーナリスト。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。早稲田大学特命教授を歴任する(2017年3月まで)。「朝まで生テレビ!」「激論!クロスファイア」(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ・ラジオの出演多数。「日本の戦争」(小学館)、「塀の上を走れ 田原総一朗自伝」(講談社)、「誰もが書かなかった日本の戦争」(ポプラ社)、「田原総一朗責任 編集 竹中先生、日本経済 次はどうなりますか?」(アスコム)など、多数の著書がある。 河野恵美子(こうの・えみこ) 大阪医科薬科大学一般・消化器外科医師。01年宮崎大学を卒業。06年に出産し、1年3カ月の専業主婦を経て復帰。11年「外科医の手プロジェクト」を立ち上げ手術器具の研究を開始、15年に2人の女性外科医と消化器外科の女性医師を支援する団体「AEGIS-Women」を設立。20年に内閣府男女共同参画局「令和2年度女性のチャレンジ賞」を受賞。22年「手術執刀経験の男女格差」の論文をJAMA Surgeryに発表。24年に「令和6年度女性のチャレンジ支援賞」「平塚らいてう賞 特別賞」(AEGIS-Women)受賞。パブリックリソース財団「女性リーダー支援基金~一粒の麦~」二期生。厚生労働省医学部生向け労働法教育事業の委員。TEDxNambaにも出演。