置き換え始まるJR東日本のE217系 横須賀・総武快速線を走る近郊形版「走ルンです」
E217系はどんな電車?
付属編成のY-145編成を先頭に内房線を行くE217系。先頭のクハE216-1024は8次車で貫通路の部分に扉がない(2021年2月、伊藤真悟撮影)。
横須賀・総武快速線で活躍しているE217系ですが、改めて考えるとどんな電車なのしょうか? 2022年現在、JR東日本ではE235系を首都圏に導入していますが、E235系を導入する以前はE233系を、E233系の前はE231系を製造して首都圏に導入していました。さらに振り返ると、E231系の前に製造していた車両がE217系ですので、E235系から数えて3世代前の車両と言えるでしょう。 首都圏を走るJR東日本の電車は、大量生産されることで知られていますが、JR東日本で大量生産された電車と言えば、209系という電車が有名です。209系は、京浜東北線で使用されていた0番台の車両が、千葉県下の総武本線・外房線・内房線などの房総地区に転用されたことでも知られています。
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柴田東吾(鉄道趣味ライター)