イクボス宣言「知事としても行いたい」大阪・吉村知事会見6月15日(全文2)
残りの24億は事務経費か
NHK:すみません。NHK、佐藤と申します。子ども教育生活支援事業についてなんですけれども、補正予算の額が154億となっていると思うんですけれども、1人1万円だと、それぞれに計算すると130億になると思うんですが、残りの24億というのは事務経費ということでいいでしょうか。 吉村:そうです。 NHK:この24億の事務経費の額についての評価をお聞きしてもいいですか。 吉村:全てが事務経費ということではないんですけれども。資料ありますか。これは概算、予算ですので概算になります。過去の類似の事業の実績、約10%に加えて、これは市町村事業にする場合がありますので、市町村の事務費等も算定をするということで、15%と設定して20億円と設定しています。まず配布については1万円掛ける134万人ですので、134億円。そして、この134億円の事務費に先ほど申し上げた15%を掛けて、20億円。これは概算になります。ですので、これが今度どうなるかというのは確定はしておりませんけども、この予算の中でやっていくということになります。 NHK:きちんとした、この20億円程度の事務経費というのは必要経費としてしょうがないというか、必要なものだというふうにお考えでしょうか。 吉村:ええ。これは当然、この事業をしていく以上、中間の経費は掛かってくることになります。まず送るだけでも書留料も掛かるわけですから、簡易書留で送ったらそれだけでも費用も掛かりますので、当然これは費用も掛かるということになりますから、この過去の類似の事業の実績に加えて市町村の事務費等を算定して15%というのは必要な、この事業を執行する上で必要な費用だというふうに思います。
何かほかのものを配布するのか
ただ、これが少なくなるかも分からないので、これはあくまで予算なので、予算と実際に執行する費用っていうのは変わる場合が多くありますので、だいたい予算と決算はずれる場合もありますから、そういった意味で大枠としてこの経費を予算として組み立てたということです。これはどのほかの事業でも同じです。 NHK:ありがとうございます。すみません。また、もう1つ、この事業で細かいところなんですけれども、ギフトカードなどの、などというのは何かほかのものを配布するという、それとも何か仕組みがしっかりと固まれば、この、などがなくなるような感じになるんでしょうか。 吉村:いや、基本的にギフトカードですけども、それはギフトカードがこういうカード形式なのか、それとも電子形式なのかとか、パターンあると思うんですね。前、この緊急事態宣言のときに、図書カードを、緊急事態宣言の子供たちが学校にいけない期間に本読んでもらおうということで、図書カードを配布した事業をやりました。そのとき、図書カードでしたけれども、実際は紙ベースのQRコードを読み取るというような渡し方もしています。ですので、必ずしもカード形式かどうかはちょっと分からないので、カード等としたわけです。それ以外に何か現物とか、現金とか、そういったことを想定しているという意味ではありません。 司会:次にご質問。朝日新聞さん。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見6月15日 全文3に続く