ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。
【2024秋冬 クロワッサン信頼コスメ ベースメイク部門】ちょっとした準備をすることでベースメイクはより楽にきれいに仕上がる! そんな極意をすっかり伝授します。料理研究家の上田淳子さんがメイクアップアーティストのレイナさんに教わります。
1.マッサージ
まずはほぐして血行を促し、土台を整えることが大事。 やるとやらないとでは、びっくりするほど顔が違うのでぜひ実践してほしい、とレイナさん。 「血流がよくなって顔がトーンアップすると、ファンデーションで肌色を調整する必要もなくなるので、元の肌をより生かすことができます。マッサージは痛気持ちいいくらいの力で行ってください。脇の下や鎖骨は、起きてベッドから洗面所に行く間に寝ぼけながらでいい。あとは、押すときに必ず息をフーッと吐くと、筋肉が緩むので効果が出やすくなります。マッサージ後はリフトアップ感も出て、顔が変わりますよ」
脇、鎖骨、首をほぐしてリンパを流す。
まずは脇の下の前側と後ろ側を、手でしっかりつかんでもみほぐす。次に鎖骨の上下を人差し指と中指で挟み、内側から外側へ滑らせる。どちらも左右両サイド行う。30秒から1分くらい、無理をせず痛気持ちいいくらいの強さで。
人差し指、中指、薬指を使い、耳の下から肩の手前まで優しくなでおろす。フェイスラインなど顔のマッサージの途中に何回か、この動きを取り入れると効果的。
マリオネットラインを引き上げる。
グーの形に握った手の面の部分を口角横のマリオネットラインにあて、息を吐きながら歯茎のラインに沿って耳たぶまで両手をすべらせる。顔の重みを両手にかけると圧がかかりやすくなる。
コリやすい頬骨の下をほぐす。
グーの形に握った手の第二関節の部分を頬骨の下のくぼみにあて、息を吐きながら両手を頬骨の下のラインに沿って耳の手前まですべらせる。肩の凝りやすい人はテーブルに肘をついた状態で、自重を利用して行うとやりやすい。