愛と発信で支える復興と未来。元Juice=Juiceリーダー・宮崎由加が見つめる能登と石川 #知り続ける能登 #災害に備える
次世代が自信を持てるように生きる
──Juice=Juiceを卒業して5年。活動の幅を広げていますが、今後はどんなことを目指していますか。 私の姿を見て、後輩の子たちが自信を持って卒業できるようにしたいと思っています。「卒業した後、すごく大変そう」と、 未来や夢がないと思ってほしくはないので。自分のやりたいことはどんどんやっていって、 後輩が自信を持って卒業する日を迎えられるように私も頑張っていきたいと思ってます。 私自身は卒業してからすぐにコロナ禍になってしまったので、物理的に動けないことも多かったですが、以前からやっていた仕事を引き続きやらせていただいたり、ラジオで企業の方にインタビューをさせてもらったりと初めてのことも多く、 毎日刺激的に過ごしています。 今はグループの中にいる人ではないけれど、Juice=Juiceはずっと私が愛してきたグループです。ファミリーの輪が広がって、ずっとずっと愛されるグループでいてほしいなって思うし、 私も見逃さずに追っていきたいなと思います。
そして、Juice=Juiceを大好きだった気持ちと同じくらい、石川県、そして能登のことも心から大好きなんです。被災された方の中には、今はまだ先が見えず、取り残されたような気持ちになってしまう方もいると思います。けれど、アイドルとして活動していた頃から感じていたのは、本当に愛してくれている人ほど、意外と声を出さないことが多いということなんです。だから、全国にはきっと能登のことをずっと心配して、何か力になりたいと思っている方がたくさんいるはずで、そうした思いを感じ取っていただけたら嬉しいなと思います。 そうした思いを行動へとつなげるきっかけになるよう、私自身も「また能登に行ってきたよ」と発信し続けていきたいんです。そうすることで、「じゃあ私も一歩踏み出してみよう」という方が増えてくれるかもしれない。私自身が足を運ぶことはもちろん、これからもとにかくたくさん発信して「能登が大好きなんだよ」という気持ちを伝え続けていけたらと思っています。
協力 一般社団法人 災害時緊急支援プラットフォーム(PEAD) 一般社団法人 ピースボート災害支援センター(PBV) 輪島市社会福祉協議会 輪島市 一般社団法人 能登官民連携復興センター