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【懐かしの私鉄写真】形態は多種多様 昭和41年に撮影した東急電鉄の旧型車両たち

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乗りものニュース

撮影はレンズシャッター式の一眼レフカメラで

デハ3150形3155。昭和2年川崎造船製で、屋根が深く腰高のスタイルは、この頃の同社の特徴といえる。運転室の奥行き拡大などで前後の扉位置は変更。撮影場所は蒲田駅の近くで、当時は駅の手前で目蒲線と池上線が合流していた(1966年2月5日、楠居利彦撮影)。

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  • サハ3100形3101。大正14年藤永田造船製で東急初の半鋼製車。新製時はモハ100形で、運転室の拡大により車体が延長され、1500V昇圧時にサハとなった。台車の形態が珍しく、メーカーは雨宮製作所ではないかと思われる(1966年2月5日、楠居利彦撮影)。
  • デハ3300形3301。池上電鉄、目蒲電鉄が鉄道省から木造電車を購入、昭和11~15年に鋼体化した。台枠は流用のため全長は約16mと短い。昇圧時にモーターを取換え高速性能が向上したが、出力が小さいのでオールM編成を組む(1966年2月5日、楠居利彦撮影)。
  • デハ3400形3401。昭和3年、川崎車輌製で、2段上昇窓、片隅式の両運転台という東横タイプの原型となるが、やや腰高なプロポーションで今ひとつ垢抜けない。3両目は全金属車体に更新されたクハ3770形のようだ(1966年2月5日、楠居利彦撮影)。
  • デハ3400形3405。デハ3400形は5両のみの少数派で、1本はオールMの3連を組んでいた。デハ3405は両運転台のままで、後にこどもの国線専用となり、派手な塗色と内装に変更されている(1966年2月5日、楠居利彦撮影)。

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楠居利彦(鉄道ライター)