中村仁美が「三兄弟平等に愛を注ぐ難しさ」に葛藤も…編み出した「秘策」とは
“いつも大切に思っている”と伝えるための「秘策」
年末、次男の学期末の個人面談があり、担任の先生にもご相談。 「そうですか……でも、大丈夫です! 学校ではめちゃくちゃハイテンションで、お友達と楽しそうに遊んでいますから。あと、こちらでお母様の代わりに“いいこ、いいこ”しておきますね!」 加えて、授業態度はさておき、学校での次男の良いところをいくつも教えてくださいました。 ああ、いつも我が家の三兄弟は、良い先生に当たるんだよな、と神様に感謝し、 「引き続き宜しくお願いします」と、頭を下げ帰宅しました。 三男が産まれたとき、“真ん中っ子症候群”という言葉を知り、特に次男は気を付けて育てようと思っていたはずなのに、気が付けばこんなことに。 “いつも、どんな時でも、3人平等に“ それは私には、かなりハイレベルな設定だったようで…… ただ、それぞれに、“今は絶対にそばにいてあげなくてはいけない時期”“手をかけてあげるべき時期”が、あるように思います。 だからせめて、“その時”は絶対に見落とさないようにしよう。 そして、他の兄弟に心奪われ、なかなか目をかけてあげられない時に備え、日々変わらず大切に思っているという証の“愛情貯金”を、彼らの心の貯金箱に、毎日少しずつでも貯めていかなくては…… 題して、愛情チリツモ貯金作戦!! そんなことを意識しはじめたからか、次男がもう限界に達したからか…… 最近次男が少しずつ素直に甘えてきてくれるようになりました。 (屁理屈は相変わらずですが) ハグを求められたら、どんなに忙しくても、まずギュッとする! なんだ! 結局子供が何歳になっても、やるべきことは変わらない、赤ちゃんの頃からずっと一緒だ! “騒がしくも愛おしい”三兄弟との日々。 局員時代から数えると、皆さんのおかげで、こちらのコラムも今年8年目に突入です! 引き続き、お暇なときにお読みいただければ幸いです。 皆さんと皆さんの大切な人が、心身共に健康で、素敵な1年を過ごせますように。 遅ればせながら、新年、明けましておめでとうございます! ★次回の更新は3月。お楽しみに!
中村 仁美(フリーアナウンサー)