【空から撮った鉄道】上空でからも鮮やかに目立つイエローの西武電車
複雑だと感じるのは小平市周辺の路線網
国分寺線の羽沢信号場~恋ヶ窪間を行く新2000系。画面左には武蔵野線の線路がチラリと見える。国分寺線は2000系や新2000系の黄色い電車で占められている(2010年8月21日、吉永陽一撮影)。
東京西部に路線網をのばす西武鉄道は、西武新宿~所沢~本川越間の新宿線と、池袋~所沢~吾野間の池袋線と、2路線の本線系統があり、それぞれJR山手線より西へ線路が延びています。 支線は少々複雑です。まず新宿線には拝島線(小平~萩山~拝島)、西武園線(東村山~西武園)、国分寺線(東村山~国分寺)が接続しています。池袋線には西武秩父線(吾野~西武秩父)、西武有楽町線(練馬~小竹向原)、豊島線(練馬~豊島園)、狭山線(西所沢~西武球場前)が接続します。 その他は、多摩湖線(国分寺~萩山~多摩湖)、新交通システムの山口線(多摩湖~西武球場前)、離小島のようにどの路線とも接続せず、JR中央線武蔵境駅と接続する多摩川線(武蔵境~是政)があり、とくに小平市や東村山市といった東京都西側のエリアで、複雑な路線網を形成しています。
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吉永陽一(写真作家)