TBS「サンモニ」張本氏の女子ボクシング蔑視問題への違和感残る謝罪を巡ってネット再炎上…当事者はどう受け取ったのか?
TBS系報道番組「サンデーモーニング」は15日の放送内で東京五輪女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(20、日体大)に関連して「女性及びボクシング競技を蔑視した」と受け取られる発言があった問題について謝罪、発言をした野球評論家の張本勲氏(81)も「反省」を口にした。 張本氏は8日の同番組内で「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。どうするのかな、嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って。こんな競技好きな人がいるんだ」と問題発言。 これに対して日本ボクシング連盟が10日付でTBSの佐々木卓社長宛に訂正と女子ボクシングへの理解を求める抗議文を送付し、TBSは12日に制作プロデューサーの金富隆氏の名前で張本氏のコメントをつけて謝罪文を返していた。 番組内での対応が注目されていたが、MCの関口宏(78)が、張本氏が出演するスポーツコーナーに入る前に「番組からお詫びをしなければなりません。唐橋さんよろしく」と、自らがお詫びをするのではなく、番組ではサブキャスターの立ち位置の唐橋ユミ・アナウンサー(46)に話を振った。 唐橋アナは、「先週のスポーツコーナーで張本勲さんのコメントの中に女性及び、ボクシング競技を蔑視したと受け取られかねない部分があり、日本ボクシング連盟より抗議文が寄せられました。不快に思われた関係者の皆さま、そして視聴者の皆さま、大変申し訳ございませんでした」と番組を代表して謝罪文を読み上げた。 それを聞いた関口は、「私も会話の途中でも、間違いを正せば良かったかということを反省させられました」とつけ加え、「張さん、どういうふうに受け取っていらっしゃいますか?」とリモート出演で画面に映った張本氏にコメントを求めた。 張本氏は神妙な表情で、「今回は言い方を間違えて反省しています。以後、気を付けます」とだけ短く答えると、関口は「はい、(今後、気をつけるように)よろしくお願いします」と引き取り、こう続けた。 「いろんな方にご迷惑をかけました。まずボクシング連盟、それから視聴者の方々にお詫びをしなければなりません。これからは気をつけてまいりたいと思います」