【空から撮った鉄道】中央線東京~高尾間の点描 10数年の空撮から
空撮比率は中央線の東側が多い
中央線の快速電車はE233系が主力だが、各駅停車はE231系。写真は0番台で6ドア車のサハE230形を連結していた頃の姿。現在では山手線から転属した500番台が大半を占める(2010年10月22日、吉永陽一撮影)。
中央線は東京駅が起点です。国土交通省監修の鉄道要覧では、東京~神田間が東北本線重複区間、代々木~新宿間が山手線重複区間としており、書類上では中央線は東京~名古屋間の通しではありません。が、電車は鉄道要覧を忠実に走るわけでもなく、むしろ塩尻駅を境にして、国鉄時代から東京側は中央東線、名古屋側は中央西線と称し、東線はJR東日本、西線はJR東海の管轄となっています。 10数年空撮してきた中で、中央線の比率は東線側に分配が上がります。やはり東京の方がチャンスも多くバリエーションありますね。この10年に関しても、中央本線の沿線風景は激変しています。HDDをサルベージしていたら“今となっては懐かしい”空撮が見つかってたので、それも織り交ぜて紹介しましょう。
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吉永陽一(写真作家)