小池都知事が定例会見6月11日(全文2完)聖火リレーは感染状況を踏まえ判断
党首討論での菅総理と維新・片山氏のやり取りの感想は
東京新聞:東京新聞の松尾と申します。お願いします。五輪、とりわけおとといの党首討論のやりとりに関連をしてお聞きをしたいと思います。維新の片山さん、菅総理との間の討論の中で、開催地の長として小池知事がもうちょっと前に出るべきではないか、菅総理からは、私もそう思う、そういった趣旨のご発言がありました。この2人のやりとりについてのご感想を、ご見解をお聞かせください。 また、菅総理は私は逃げないともおっしゃいました。五輪の開催の議論に対して、小池知事はどのように臨まれるのか、その点も含めてお願いします。 小池:国会ですからね。そこにいない対象者についてはあまり取り上げないのが普段の国会ではないかと思います。それがコメントですね。それからもう1つ目が。 東京新聞:菅総理は、私は議論から逃げませんっていう。 小池:それはもう、これはオールジャパン、そしてまた、東京や会場のある自治体、そして何よりも全体で盛り上げながら、そしてまたコロナ対策をしっかりやっているということを世界にも伝えると。 そもそも始まったのが、東日本の大震災からの復興五輪というテーマもありました。私は何よりも、パラリンピックをぜひとも、2回目のパラリンピックを開催する都市は東京が初めてなんですよ。それこそオリンピックの、またパラリンピックの、これだけの大会を行うということは、そのことがパラリンピックなしには大会の成功はないということを何度も申し上げてまいりました。 そのためにオリンピック、五輪がまず始まるわけでありますけれども。パラリンピックでそれぞれの選手の方々がどんなに鍛え上げて、世界と戦って、そして世界中のそういった、いろんなご苦労を抱えた方々がスポーツを通じて競い合うということ、これはぜひとも実現していくことが必要なことではないか。その思いをあらためて強調しておきたいと思います。 東京新聞:ありがとうございます。