小池都知事が記者会見10月23日(全文2完)新しい日常づくりを皆で進めないと
アンケートで「コロナに不安」が8割。受け止めを
朝日新聞:朝日新聞の荻原と申します。先日、都が発表されました東京オリンピック・パラリンピックのCity Castの方へのアンケートで、コロナの感染状況に不安を感じるという方が8割に上りました。実際にボランティアに参加するかどうかというところにも関わってくるかと思うんですが、今回の結果に対する知事の受け止めと、必要と思われる対策についてお聞かせください。 小池:ご質問にもありましたが、東京都としてオリパラのCity Castの、都市ボランティアの皆さんにアンケート調査をしたわけであります。だいたい8割の方がやはり感染は大丈夫かという不安を感じておられるという、率直なご意見をいただいたところであります。それも含めてですけれども、東京2020大会を開催するためにも、選手もそうです。アスリートもそう。観客もそう。そして今回ご協力いただくボランティアの皆さんも、誰にとっても安心で安全な大会を目指すことが必要であります。 またコロナ対策については、これまでも今、国と組織委員会と調整会議を開いておりまして、その在り方についてさまざま議論をしているところであります。今回、このアンケートを踏まえて感染予防に配慮したマニュアルをまず作り、そしてまたそれを研修。これまではボランティアの皆さんには、例えばパラのボランティアの皆さんには車椅子への乗せ方とか、いろいろそういった研修もやってまいりましたけれども、それに加えてコロナ対策ということも必要かと思います。そういった方々、ボランティアの方々にも当然安心して活動いただけるような、そのような万全の対策を講じていきたいと考えております。 2020大会の成功のためにも引き続きの皆さんのご協力、都民、そして事業者の皆さんのご協力、何よりも必要でございますので、よろしくお願い申し上げたいと存じます。以上です。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見10月23日