【水上バイク】2024年モデル の 目玉 ! 業界・最大 "325 馬力" エンジン 【 BRP SEA-DOO 】進化を遂げた インテリジェンス モンスター 「RXP-X 325」&「RXT-X 325」
325馬力に パワーアップした「 Rotax 1630 ACE 325エンジン」
2024年モデル・水上バイクの各社ニューモデルが発表されている。 BRP社の水上バイク「シードゥ(SEA-DOO)」の2024年モデルの最大の話題は、なんといっても325馬力のエンジンを搭載した「RXP-X 325」と「RXT-X 325」だろう。 従来までの300馬力から25馬力アップした「325馬力」となった。 シードゥとしては、2016年に300馬力になって以来、実に8年ぶりのリニューアルエンジンとなる。この馬力アップにより、カワサキのULTRA 310シリーズを抜いて、市販艇最高のハイパワーモデルとなった。
エンジンの 回転数を、従来の「8000回転」から「 8250回転 」にアップ
エンジンは、定評のある「 Rotax 1630 ACE 300エンジン 」の各部を刷新し、「Rotax 1630 ACE 325エンジン」とした。 排気量は変わらず1630ccだが、再設計された効率的でコンパクトな“スーパーチャージャー”が新たに採用されている。新しい“スーパーチャージャー(タービン)”は、ターボチャージャーから構想を得たという。 新しい過給機は、振動を吸収する「 スプリング入り カムクラッチ 」を備えた、新しい 遊星歯車( プラネタリー ギア )機構によって 駆動。ブースト回転数も、ターボチャージャーと同程度の約10万rpmとなった。 これにより、エンジン回転数も従来の8,000回転から「 8,250回転 」になっている。ピストン負荷の増加を最小限に抑えながら、より大きなパワーを発生させることが可能となった。
パワーアップに伴い、インテークシステムを始め、エンジン各部も変更
それに伴い、インテークシステムも変更。吸気効率を高めることで スーパーチャー ジャー 作動時の安定性を向上させている。 ハイパワー化したことにより、エンジン各部のパーツ類も強度を上げている。鍛造ロッカーアームやロッカーアームシャフト、バルブスプリングやリテーナーなども新しくなった。
「 Rotax 1630 ACE 325 」エンジン・試乗インプレッション
今回、一足早く新しい「RXT-X 325」と「RXP-X 325」に乗る機会に恵まれたので、「325馬力」エンジンの乗り味を紹介したい。 もともと「 RXT-X 」という モデルは、世界最高峰の直進安定性能を有している。 その船体に、325馬力のエンジンが搭載されたのだから、いやでも期待は高まる。 乗った感想は、“ 文句なし!”の一言だった。 秀逸な船体は、今回のパワーアップに見事に対応していた。 新しいエンジンは、耐久性を維持しながら、加速とスロットルレスポンスを向上させている。
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