小池都知事が定例会見3月18日(全文1)4月24日までリバウンド警戒期間に
今回70万戸の停電が発生
それから帰らずに、家を目指すのではなくて、そこにしばらく、例えば職場などにとどまっていただく際の備えていただくものであるとか、そういったことも、この事業所防災リーダーなどの皆さんをはじめとするところと連携を取りながら進めることが必要かと思います。 それから今回、停電で、停電が起こって70万カ所、70万軒、軒でいいのかな。70万戸の停電が発生をした。地域によってその時間が違いますけれども、これらについて極めて早急に復旧ができたと。現場力も、これは十分あったというふうに思います。一方でワクチンの保冷の場がどういう状況に、影響があったのかということは今、確認をしているところです。ワクチンは一定の低温で、超低温で確保しなければならないということもあり、どこの地域でどういうことになっていたのか確認していきたいと。また調整をして、それにとって必要なことについては調整していきたいと思います。 2番目は、リバウンド防止期間どうするんですかという話です。今回、延長をしなかったのは、病床等、国が定めている指標、比率に、それを下回ったということで、要請する環境、状況にはないということで判断をしたところでございます。いろんな国内外の例を見ておりますと、一斉にもう全部なしとしたところがまたぶり返している。イスラエルなどは非常にワクチン接種が進んでいたのにもかかわらず、マスクを含め、もう全部なくてオーケーみたいな形に踏み切ったと聞いておりまして、その結果ぶり返しが起こっているという分析、報告も聞いております。
安全な認証店の活用をお願いしたい
非常に感染が急拡大を続けている韓国の場合も同じように、さまざまな規制を全部、全部というか、なくし、かつ大統領選が行われていたことも影響しているのだという、そういう報告も聞いておりますけれども、非常に拡大をして、結局また元に戻るのかなんなのか。また、変異株の質にもよりますでしょうし。これらのことをよく見ながら、これからの対策も必要でございます。 ただ、法的拘束力ということではございませんが、皆さん、もう何度も重ねておられますので、普通のお店に入るときも、見ておりましたら皆さん消毒して入られたり、それからマスク会食についても実行されていたりということで、本当にそういう公衆衛生に対して、また、コロナに対しての多くの皆様方の警戒というのは非常に定着もしているというふうに思っております。お店側のほうも、認証店の皆さま方、これまでも幾つもの守っていただくことを行っていただいて、安全な認証店のご活用をお願いしたいというふうに思っております。 この間、4月24日までといたしましたけれども、ワクチンについては現時点で33%、都内人口、全人口の3回目のワクチン接種は33%。そしてそれが、ワクチンバスなども行っていることによって3月の下旬には45%をクリアするかと、そのためにご健闘いただいているわけです。きのうも申し上げたんですけれども、当時の菅総理が、光が見えたとおっしゃったのが、全人口のうちのワクチン接種が43%のときだったわけです。結果としてその数字は、そのタイミングというのは、そのあとのデルタ株を抑えるには非常に大きな効果があったのではないかと、各メディアの皆さんもそのような論調があるかというふうに思います。 いずれにしましても、新しい、いつも状況ではございますけれども、ワクチン、そしてまた、今、国に対しての承認申請をされている新薬について、これは3月中に承認されるものというふうに聞いておりますが、その後どうなっているのか、この辺りをにらみながら、この間、リバウンドをみんなで警戒しながら進めていくということが必要になるかと思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いします。 判断基準については、これは先ほども、今回は延長を要請する状況にないというのは、そこは病床の使用率、国基準でも下回っていたということから、そのような判断に、都としての判断に至ったわけでありまして。その逆のことかどうか、国にはその基準をお示しいただきたいということは申し上げております。まだ受け取ってはおりませんが。