小池都知事が定例会見3月18日(全文1)4月24日までリバウンド警戒期間に
在住に加えて、在勤、在学の人も接種対象に
よって、3回目の接種をさらに加速していくということから、接種場所を都として、大規模接種会場のうち東京ドームなどの3会場で接種対象を拡大いたします。都内在住ということにいたしておりましたが、在住に加えて、在勤、在学の方も対象になりますので、これらの場所、これらの会場で受けていただく。また、都庁の北展望室など2つの会場につきましては予約が要りません。予約なしで3回目の接種を開始いたします。それから移動ワクチンの打つチームをつくっておりまして、ワクチンバスと呼んでおります。ワクチンバスによる小児、子供たちへの接種を奥多摩町において実施いたします。また、ご希望があれば他の自治体にも伺いますので、ご連絡をお願いいたします。 さらにこのワクチン接種ですけれども、いっそう加速をしていくために、TOKYOワクションというアプリがございますけれども、こちらのほうで新たなプレミアム特典の提供を実施するというものであります。上野動物園の開園時間前に、スペシャルガイドツアーといたしまして双子のパンダの観覧がセットになった、まさにプレミアム入園券ですね。それから今度、奥多摩のほうにいって、小河内のダムがございますけれども、これの見学会とか、都庁の局がいろいろありますけれども、それぞれ特典を提供する形でワクチン接種を加速していただければという、その工夫の一環であります。 今後もさまざまな特典、追加する予定といたしておりますので、またお知らせいたしますけれども、今回は3回目の接種を終えた方々への当選のチャンスを増やしてまいりますし、また、来月から受け付けを開始しまして、5月中旬以降の提供も予定をいたしております。
道路損傷などの通報システムを本格導入
もちろんそれを待つ必要はありませんけども、3回目の接種という、次は3回目の接種だっていう方、ぜひ積極的な接種をご検討いただきたいと思います。そしてTOKYOワクションのほうに登録をしていただくと、いろんな特典もありますよというお知らせでございました。 さて、重点措置は3月21日をもって解除ということになりますけど、これは決してコロナがこれで消滅したというわけではもちろんありません。大切なのは私たち1人1人が「感染しない、させない」という、その意識も、そしてまた実際に感染リスクを避けるための行動を徹底していただくということであります。それが結局、医療提供体制への負荷の軽減につながりますので、このコロナ対策、ご協力いただいてまいりましたが、引き続きよろしくお願いを申し上げます。 3点目のお知らせでございますけれども、こちらのほうはICTを使ってQuality of Service、QoSを改善していこうということで、市民と都民の皆さんと協働、共に働くという、協力して働く道路通報システムということ、これについてちょっとお知らせをいたします。こちらはMy City Report、略しましてMCRというスマートフォンのアプリを活用して、都民の皆さんが道路の損傷、それから不具合、いわば道の困ったについて、気付いたその場で投稿できるシステムとなっております。具体的には歩道のがたつくブロックであったり消えた街灯などを写真撮影しまして投稿していただく。それによって位置情報とともに、その情報が都に伝わってまいります。投稿者は、そのあとの都の対応状況がどうなっているのかということも、このアプリで確認することができる仕組みとなっています。まさに都民と東京都が連携して協働、共に働くというシステムです。 このシステムですが、大学研究者による事業提案制度で提案をいただいたものでございまして、これまでも試行、トライアルを重ねてきました。その上で今度、年度が明けて4月1日から島の部分を含めます都道の全域で本格導入をするというものでありまして。ちょっと動画で見ていただきたいと思います。どうぞ。 女性(VTR):道路の損傷や不具合を発見したら、こまったレポートに報告。写真を撮ってアプリにアップロードすると東京都が確認、対応します。こまったレポートへの対応状況はアプリでいつでも確認できます。投稿は24時間、いつでもオーケーです。