【2024-25年】冬休みに見たい展覧会10選[関東+東北編]
12月下旬から1月上旬にかけて、東北と関東甲信越で開催されている注目展覧会
年末年始の冬休み期間に開催されている注目展覧会をピックアップ。東北と関東甲信越の展覧会を紹介します。 *会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。
【青森】「どうやってこの世界に生まれてきたの?」(弘前れんが倉庫美術館)
日本を代表する現代美術のコレクションであるタグチアートコレクションと、弘前れんが倉庫美術館の所蔵作品から、世界各地で活動するアーティストたちの作品を紹介する本展。絵画や写真、映像やレクチャー型のパフォーマンスなど、多彩な作品を通して、「生きること」と「幸せ」について考えようとする展覧会だ。身近な空間から異世界への扉を開いてゆくミカ・ロッテンバーグ、詩的な旅のイメージに不穏な歴史が重なり合うトゥアン・アンドリュー・グエン、弘前の歴史の一端が垣間見えるロック喫茶と奈良美智の作品、自分の身体を通じて世界と向き合う片山真理、タイトルにもなった塩田千春の作品に加え、街なかで展開する高山明のプロジェクトなども紹介される。 会場:弘前れんが倉庫美術館 会期:9月27日~2025年3月9日
【青森】「谷中佑輔 弔いの選択」(十和田市現代美術館)
大阪に生まれ、現在はベルリンを拠点に活動する谷中佑輔。人間の身体を自律したものではなく周囲からの影響を受ける存在としてとらえ、彫刻やダンス、パフォーマンスなどの領域を横断しながら、環境や他者との関係性のなかで身体がどのように現れうるかについて表現してきた。作家にとって美術館初個展となる本展では、老いや病気、怪我、障害など身体が本質的にはらむ脆弱性と進化する医療技術が私たちに抱かせる欲望や儚い希望、また必ずしも思い通りにならない脆さを抱えながら生きることなどについて考察し、新作のインスタレーションや彫刻、映像インスタレーション、パフォーマンスを発表する。 会場:十和田市現代美術館 会期:12月7日~2025年3月23日
【青森】「ジブリパークとジブリ展」(青森県立美術館)
愛知県の愛・地球博記念公園内にある、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設「ジブリパーク」。その制作現場の指揮は、三鷹の森ジブリ美術館や、「サツキとメイの家」を手がけ、『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』などの監督を務めた宮崎吾朗が担当した。本展では、そんな宮崎吾朗のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、初公開の展示と資料の数々を通して、ジブリパークが作られるまでの舞台裏を紹介する。 会場:青森県立美術館 会期:11月13日~2025年2月9日